岡山にてマルタンヤンマ雄を確認!2020年も出会えました!

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こんにちは、Angler Ogiです。

去る8月3日、マルタンヤンマを求めて岡山に遠征しましたが、生憎の曇りとなった影響もあって空振り。

今シーズンはもうダメだと半ば諦めていたのですが、各地の気温が35度を超える猛暑日となった8月19日に再度遠征。

見事、マルタンヤンマ雄に出会うことが出来ましたので、その様子を書いていこうと思います。

岡山のマルタンポイントには12時過ぎに到着。

朝起きて天気予報を確認したところ、岡山の最高気温は36℃の晴天

時期的には少々遅いですが(通常ピークは7月末~お盆前まで)、この気温なら見られるかもしれない!と思い立って、岡山に向かう事にしました。

しかし、12時過ぎに現地に到着し、車から降りてみると・・・案外涼しいのです。

カラっとした晴天ではあるものの、体感では気温は31~32℃+低湿度といった感じで、前日のハネビロエゾ捜索の方が暑かったほど。(予報では気温33度)

流石にお盆を過ぎると気温の上がり方がかなり緩やかになってしまうので、思っていたよりも厳しい状況です。

Ogi
Ogi

私の体感では、ヤンマの休止は12時~14時頃が多く、ピークは13時前
7月末は13時頃が最も暑くなりピークと重なりますが、お盆明けの暑さのピークは14時過ぎのため、休止のタイミングとずれてしまいます。

このポイント周辺には、ヤンマ他トンボ達が休止する場所が4か所あるので、とりあえず最初に本命の対一ポイントへ向かうと、

2m程の高さの所に、ミルンヤンマが休止しているのを発見!

前回の岡山捜索でも大量に見つかったミルンヤンマですが、この日もそこそこの数がおり、

低い所から高所(7~8m程)まで、パラパラと見受けられました。

しかし、肝心のマルタンヤンマ(&裏本命のヤブヤンマ)はどこにもおらず。

見逃してはいけないと思い、念のため探し終えた場所周辺を軽く網で小突いてみたりもしたのですが、本当に1頭もいませんでした。

それならばと、第二、第三、第四ポイントとうろついてみましたが、第二ポイントではコシボソ2頭(撮影前に高飛び)がいただけ。

第三ポイントではミルンヤンマが2頭、オニヤンマが2頭、コヤマトンボが1頭。

そして(第一に次いで実績の高い)第四ポイントはまさかのトンボゼロ

これはよろしくない状況なので、再度第一ポイントに戻ってきたところ、

20分ほど前に捜索した時には居なかったミルンヤンマが3頭発見出来ました。

気温も少しずつ上昇し、これなら他のヤンマたちも来るかもしれないと思い、腰を据えて第一ポイントで待ってみる事に。

これが後に吉と出ます。

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ついにマルタンヤンマ雄登場!!

時刻は13時を回り、あと30分もすればこの場所での休止タイムも終わりという頃。

ミルンヤンマは時折やってきますが、中々本命のマルタンの姿が見えない為、再度第二ポイントを探してみるか・・・と腰を上げたその時。

後方から、黒っぽいフォルムのトンボが上下にジグザグしながら飛んできて、私を追い抜きました!

見た目の雰囲気的にも、これはマルタンに間違いない!と色めき立ち、カメラ片手に目を凝らして追いかけていると・・・5m以上高さがある、木の枝が折り重なった辺りに飛び込みました。

急いでその辺りに向かい、目を皿のようにして探してみると・・・・!!

発見の瞬間。

黒っぽいシルエットに蒼い複眼・・・間違いありません、マルタンヤンマの雄です!!
前回確認したのは2017年の夏(@姫路)だったので、およそ3年ぶりの再会。

しかし、問題なのは静止した高さ。
改めて見てみると、地上から5m半くらいの所に静止しているのです。

300mmフルズームで、背伸びして撮影してもこれが限界という高さに静止するマルタンヤンマ。

一夫、私のネットは伸ばすと3m弱、身長や腕の長さを足しても、ネットの先端は5mにギリギリ届かない長さ。

つまり、60㎝ほど垂直飛びして、尚且つ網を綺麗にスイングする必要があります。(((゜∀゜;)

姿は確認できたので、最悪捕獲できなくても仕方ない!と割り切り、その場で思いっきり膝を屈めて大ジャンプ&スイング!!してみたら、なんと奇跡的にギリッギリでネットが届きました!

ネットから登場したのは・・・・!!

この時ばかりはデジ一で手元撮影。

久しぶりの再会、マルタンヤンマ雄です!!

何度見ても美しい体色、複眼の透き通るようなマルタンブルー。
嬉しさの余り「うおおおおお!!」と叫びつつ、手がガタガタ震えてしまいました。(笑)

この複眼を見る為に、遠路はるばるやってきたかいがありました・・・!
このトンボに人生を狂わされた、という方も多いはず。

日陰でストロボ撮影。

マルタンを手にするといつも思うのですが、複眼と胸部のこのカラー、本当に不思議です。

自然界では目立つように思う配色ですが、実際は薄暗い明け方&黄昏時に活発に活動するトンボのため、その時間帯は本当に黒っぽいシルエットとなり、見事な保護色になるのです。

まさに自然界の不思議を体現しているかのようなトンボではないでしょうか。

マルタンヤンマの詳しい生態はこちら↓

マルタンヤンマ雄を撮影

一先ず手元でしばし観察した後、この日は他の個体は望めない感じなので、やらせ写真を撮影することに。

撮影中に逃げてしまったら、それはそれでご愛敬!という事で、木にぶら下がってモデルになってもらいます。

カメラの調整をしつつ、何点か撮影している間に、マルタン雄の翅が徐々に通常の状態に戻り始めます。

急がないとすぐに飛び去ってしまうため、大急ぎで撮影!!

個人的に好きな角度その1。
翅が戻り始めているのがお分かりいただけるだろうか。

あまりの美しさに幾度となくため息を吐きつつ、一先ずストロボ写真はそこそこのものが撮れました。最後に自然光でも撮影しておこうと思い、

設定ミスで薄暗い。(苦笑)

この写真を含む6~7枚を撮影したところで、翅を震わせ始めるマルタンヤンマ雄。

10分もしないうちに回復してくれたようなので、腹部の先を軽くチョンチョンと刺激すると、元気に山の奥の方へ飛び去って行きました!

後に自然光で撮影した写真を確認して、「もっとちゃんと撮っておけば・・・」と落胆したのは言うまでもありません。(苦笑)

来年以降の楽しみに取っておこうと思います!

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周辺を捜索

13時半頃に第一ポイントを離れ、第二ポイントを軽く散策してみましたが、コシボソヤンマが1頭とミルンヤンマが2頭いただけ(どちらも撮影失敗)。

やはりもう休止のピークは終わっているようなので、エゾトンボ科や迷入種が入っていないか等、あちこち散策してみますが・・・

池の周囲でチラホラネキトンボが見られたほか、

飛び立つ瞬間。

チョウトンボやタイワンウチワヤンマ、ギンヤンマがチラホラ程度で、特にめぼしいトンボは見つかりませんでした。

それならばと、過去にハネビロエゾトンボがテリを張っていた細流を見に行ってみたものの、どこにもその姿は見当たりません。

前回岡山に来た時も思ったのですが、何年か前と比べて、明らかにエゾトンボ科の数が減っているように思います。

毎年確認に訪れているわけではないのでなんとも言えませんが、エゾトンボとハネビロエゾトンボをお手軽に確認できる場所だっただけに、少々残念。

帰り際に捕獲したツクツクボウシの雌。

一応雑木林の中でカブトやクワガタも探してみたり、ミンミンゼミやツクツクボウシを探してみたりもしましたが、捕獲できたのは↑のツクツクボウシ雌だけ。

熱中症になってもいけないので、14時半前に終了としました。

岡山捜索の纏め

2012年に岡山を訪れた時は、マルタンヤンマだけでなくヤブヤンマがいたり、エゾトンボ科の仲間もとにかく沢山いて、正にトンボパラダイスだった今回のポイント。

しかし、エゾトンボ科の姿が1頭も見られなかったのが気になりますし、何より休止場所の木の密度が目に見えてスカスカになっているのが気がかりです。

暑い場所なのに休止場所周辺だけ風が抜けて涼しいのは間違いないので、今後も見られるとは思うのですが・・・今年二回訪れた感想として、今後が少し心配となりました。

いずれは息子を連れてマルタンヤンマ観察に訪れたいので、それまでこの環境が無事続いてくれることを祈ります。

2012年はマルタンフィーバー↓

マルタンヤンマについての記事はこちら↓

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