2019年シーズン二度目の黄昏飛翔観察

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こんにちは、Angler Ogiです。

仕事が早く終わった8月2日の夕方、また黄昏飛翔を見に、いつものポイントに行ってきました。

2018年8月頭の振り返り

イメージ的には、黄昏飛翔の最盛期ともいえる8月。

では、昨年の8月はどうだったのかというと、8月6日に観察に行っていました。

黄昏飛翔が始まる少し前、18:31にハネビロエゾトンボ雌を1頭捕獲。

18:46に捕獲。

本格的に黄昏飛翔が始まってからは、ヤブヤンマラッシュだったようです!この雄を皮切りに、

18:50に捕獲。

ハネビロエゾトンボ雄を田圃の畔道横で捕獲したり、

18:53に捕獲。

ヤブヤンマ雌も捕獲。そして、

18:57に捕獲。勿論、先ほどとは別個体。

またヤブヤンマ雄を捕獲!といった具合に、40分ほどで7頭のヤブヤンマ雄、4頭のヤブヤンマ雌、ハネビロエゾトンボ、ギンヤンマを捕獲していたようです。

この日は高気温、高湿度に無風、そして蚊柱が立つという条件が整ったことにより、ヤブヤンマフィーバーとなったようです(いつも通り、撮影後は全てリリースです)。

ただ、マルタンヤンマは高所を飛翔していた雄雌を目撃しただけで、捕獲には至っておらず。

今年はリベンジできるのか?という意味合いを込めて出撃です!

17時半頃現地へ。

まずは草むらの中に入ってうろうろしてみると、

未成熟なマユタテアカネ雌を発見しました。

もうアカネ属(アカトンボ)の発生は始まっている時期。8月末頃からは成熟した個体が見られそうです。

肝心の黄昏飛翔はというと、着いた時間が早かったためか、まだ飛んでいません。

それでもしばらくするとオニヤンマが道路上を通過したり、ツマグロヒョウモンがあちこちでフワフワ飛んでいたりと、本格的に夏っぽい景色となっています。

そして、

17:40頃、頭上を大型のトンボが通過!シルエット的にオオヤマトンボではないかと思います。(コヤマだったりして・・・)

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18時前から黄昏飛翔スタート!

彼らが飛び始めてしばらくすると、

おそらくヤブヤンマ雄。

ヤブヤンマ雄らしきトンボ達が上空を通過し始めました!

ただこの日は全般にかなり高い所を飛んでおり、ネットが届きそうもありません。

仕方なく撮影メインとし、彼らが低い所を飛んでくれるまで待つことに。

そんな中、やたらゆっくり飛んでいたヤブヤンマ雌が、

ヤブヤンマ雌。宙返り?

突然くるっと宙返り。腹部を気にしていたので、産卵した後なのかもしれません。

ヤブヤンマ雌はかなりの数が飛んでいましたが、マルタンヤンマの数はかなり少なく、とんでもなく高い所を飛ぶ雄と雌が1頭ずつ。

残念ながらまた撮影に失敗したので、次回に持ち越しです。

その他、小さめのシルエットで低めの所を飛んでいるトンボを発見!最初はマルタンかと思いましたが、

よく見るとエゾトンボ系の体型でした。おそらくこの場所に多いハネビロエゾトンボではないかと思います。

さらに、超低空をヒュンヒュン飛び回るトンボを発見!これなら捕獲できそう、という事でネットを一閃!!

正体はハネビロエゾトンボの雌。やはりこの場所は、ヤブヤンマに次いでハネビロエゾトンボが多いようです。

独特のカラーリング。
背面から撮影。

サイズ的にマルタンヤンマと同サイズ、かつ老熟した個体は時折翅が褐色になるので、高い場所を直線的に飛んでいる時はしばしば見間違えたりもします。

一瞬で見分けるには、まだまだ修行が足りていません!(苦笑)

終了間際にギンヤンマタイム

この個体を捕獲した後は、かなりまばらにヤブヤンマが飛ぶだけ。18:50頃には、ほぼトンボがいなくなってしまいました。

時期的には19:20頃まで続くはずの黄昏飛翔が、随分あっさりと終わってしまったことに意気消沈・・・していると、前方から滑空してくる、胸部大きめの特徴的なシルエット。

やはりギンヤンマ雌でした。胸部の大きさが際立っているので、ギンヤンマだけはすぐに判別がつきますね。

先日、ギンヤンマの特集記事を書いています!↓

この個体の後も、あちこちでギンヤンマが飛んでいました。

今回は狙いの種ではない為スルーしましたが、やはりギンヤンマの捕獲は、薄暗くなってから狙った方が楽かもしれませんね。

19:10頃に終了としました。

まとめ

二度目の黄昏飛翔観察となった今回は、気温や湿度などの条件が整っていたにも関わらず、芳しくない状況でした。

自然相手の物ですので、通い続けていればいつか良いことがあるはず!と信じ、まだ続くシーズンを楽しんでいきたいと思います!!

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