こんにちは、生物大好きAngler Ogiです。
2021年に書いたカブト・クワガタの記事がお陰様で多くの方に読んで頂けているのですが、2022年もあちこち採集に行ってきました。
今回は息子のリクエスト(コクワガタとミヤマクワガタを飼育してみたい)もあり、6月半ばからフィールドに出ていましたので、その様子を書いていこうと思います。
セリアでクワガタ飼育用品が揃う!?
昨年捕獲したコクワガタたちは今年の3月に異常に暖かくなった際に出てきてしまい、残念ながらその後の寒の戻りで全滅。
それでも、今年もコクワガタを飼育したいという事で、昨年用意していた飼育セット からマットだけを取り換えて流用することにしました。
向かった先は近所のセリア。
写真右のマット(5L)がホームセンターで300円程、左のマット(2L)はセリアで110円。
恐るべしセリア・・・。
さらに、帰宅する際にクワガタを入れておくケースとして、
こちらの飼育ケースも購入。
取手も非常にしっかりしており、とても100均商品とは思えません。
あとは、フィールドで捕獲した際にクワガタを入れておく虫かごを用意。
こちらは息子の希望で購入しました。
窓部分だけでなく、このように底面がパカっと開くので、手足でガッシリ捕まってしまうクワガタを取り出す際も重宝しそうです。
セリアは本当にカブクワ用品が充実しており、
コバエ避けシートやのぼり木までもが110円で買えてしまうんです!
販売元のメーカーさんはホームセンターで販売されている飼育用品と同じメーカーさんなので安心です。
そして、捕獲したクワガタを撮影する際に使用する、
仕切り付きケースも2つほど用意しておきました。
高砂市でコクワガタ探し(6月15日)
まずは6月15日、高砂市の雑木林に息子と共に捜索へ。
昨年はあまりの暗さに「怖いから帰る・・・」と言っていた雑木林ですが、この日は私のヘッドライト を片手に気合十分!
既に結構蚊が飛んでいたので、虫よけスプレー もしっかりとふっておきます。
しかし、思いの外雑木林周辺が涼しかったので(気温26度)、どうかと思っていたら・・・いつも裏切らないアベマキの木にコクワガタを1頭だけ発見!
脚の一部が欠損している個体でしたが、それでも元気に威嚇してきます。
この子を今年我が家に迎え入れる第一号君としました。
翌6月16日は、毎年7月に良い思いをしている某所へと向かったのですが、気温が低いせいもあり空振り。
こちらはまた出直しです。
高砂市の雑木林、リベンジ!
6月23日、そこそこ気温と湿度が高かったので、再度息子と共に高砂市の雑木林へ。
丁度日が落ちる19時半頃に到着出来たので、ヘッドライト をセットしてまっすぐにお気に入りのアベマキの木へ向かうと・・・います、コクワガタ!
まずは木の幹にいる1頭を素手で捕獲し、木の間にいる2頭をピンセット を利用して捕獲。
これだけでも息子は大喜びだったのですが、なんとな~く木を蹴飛ばしてみると・・・ポトッ!という音が。
大はしゃぎの息子と共に、音がした方へ向かってみると、
立派なコクワガタを発見!
さらに、雑木林周辺をライトで照らしつつ見て回ると、頭上4m程の所にコクワガタを発見!
トンボ観察の際に使用している捕虫網 を思いっきり伸ばし、無事に捕獲!
顎が非常に立派なこちらな個体は50mmに迫るサイズ!
短時間でこれだけ捕れたので、息子も大満足です。
自宅には既に1頭コクワガタがおり、持ち帰れるのは4頭なので、一度仕切りケースにコクワガタを移して撮影。
左の2頭は小歯型、右3頭は通常のコクワガタです。
一番小さかった左端の個体だけリリースし、後は(滑り止め足場/隠れ場所の)ティッシュを敷き詰めたプラケースに入れて連れて帰りました。
翌日、2つのケースに分けて入れていたコクワガタ達を識別するために息子が名前を付け、
セリアでメダカ用の名札を購入し、ケースへセットしておきました。
また、昨年から使用しているプラケース の1つに大きなヒビが見つかったので、
アグロガーデンでこちらの飼育ケースを購入。
このタイプは昨年から使用していますが、非常に丈夫なので信頼感があります。
これで満足・・・ではなく、まだコクワガタの雌とミヤマクワガタを捕獲出来ていないので、6月24日の晩に、また某PAへ向かったものの、またも空振りに終わりました。
加西市の定点へ
7月1日、ミヤマクワガタとコクワガタの雌を求め、私一人で加西市の雑木林へ。
このポイントは本当に真っ暗なので、車のヘッドライトを使用しての捜索となります。所どころにキャンパーと思しき方がおられ、BBQの煙がやや気になります。
案の定、最初の名ポイントでは煙が巻いていたせいか人の気配のせいか、クワガタの姿は無し。
それならばと昨年カブトムシがいた周辺へ向かってみましたが、こちらも蛾とカミキリムシがいたのみで、どこにもクワガタの姿がありません。
このままでは帰れないので、捜索範囲を広げてあちこち見て回ると・・・はるか頭上、ナラの木の上の方で、ミヤマクワガタのペアらしきシルエットが!!
早速捕虫ネットを伸ばして捕獲すると、そのすぐ横にも小さめのミヤマクワガタが!
こちらも失礼して捕獲します。
他の木には居なかったので、再度雑木林の入り口周辺に戻ってうろうろしてみると・・・
なんたる幸運なのか、コクワガタの雌がいるではありませんか!
これで今年もコクワガタの産卵を狙うことが出来ます!
目的の種が全て捕獲できたので、車内で撮影。
こちらが目的通り捕獲できたミヤマクワガタのペア。
雄は結構立派なサイズです。
こちらが、もう1頭捕獲していたミヤマクワガタの小歯(中歯?)型と、コクワガタの雌。
飼育するのはコクワ雌と先ほどのミヤマクワペアなので、↑のミヤマ雄は元居た場所に返しました。
帰宅後、
事前にホームセンターで購入しておいたこちらのケースを用意。
このケースは非常にスグレモノで、
空気孔スリットが先細りの形状になっているため、コバエが侵入しにくい作りになっています。
サイドのロック部分も非常に開けやすく設計されているので、痒い所に手が届く作りですね。
このケースにコクワペアを移し、ミヤマクワガタのペアは一番大きいプラケース へ。
彼らはよく転倒してしまうため、転倒防止として折った割り箸を入れてあります。
ミヤマクワガタのペアリングは注意が必要
ミヤマクワガタは気性が荒いため、1週間ほどペアリングの期間を設けたら別々に飼育するつもりでいたのですが、なんと僅か4日後に雌が★になってしまいました。
2日目~3日目に交尾をしようとするも雌に逃げられてしまう雄の姿を目撃していたので、もう少し・・・と考えていたのが甘かったようです。
ミヤマクワガタは出来る限り別々に飼育し、一緒にするなら1日や2日程度が良いかもしれませんね・・・。
また、ミヤマクワガタは高温に非常に弱くデリケートな種。
それもあり昨年は飼育を断念していたのですが、今年は飼育容器を設置している玄関をある程度冷やすことで対応できそうなので、飼育してみることにしました。
8月9日現在、人に慣れたのかよく姿を見せてくれて、エサである昆虫ゼリーをのぼり木にセットすると人の目も気にせず目の前でムシャムシャ食べ始めます。(笑)
7月の頭に飼育ケースが満員になり、息子もある程度満足したので、一先ず捜索は終了です。
マスターボール型の虫かごを発見!!
7月5日から飼い始めたメダカの道具を物色しにホームセンターに行くと・・・
マスターボールの虫かごが。(゜∀゜;)
何を隠そう、私は小学生の頃から大のポケモン好き。
赤・青・緑をゲームボーイで徹底的にプレイしつくし、勿論図鑑も151種コンプリート。
さらに社会人になってからもOR/ASやHG、Y、ポケモンGO、ウルトラムーンの対人戦をやり込んでいたガチポケモン好きなのです。
シングルのレート戦で1780台、ダブルのレート戦で1830ちょいまでいったものの、そこから先に大きな壁を感じたので現在はやっていませんが・・・。(苦笑)
そんな私の影響で、既に息子も大のポケモン好きとなっています。
モンスターボールの虫かご が存在するのは知っていましたが、帰宅後息子にマスターボールの虫かご の話をすると、予想通り「欲しい!!!」の一言。
という事で買ってきました。
なんと夢のある商品なんでしょう。(笑)
精密部品のメーカーさんが作っているそうで、
造りは非常にしっかりとしています。
上蓋の部分が開くようになっていて、
ここから捕獲した昆虫を入れるようです。
さらに、原作のボールと同じように、中央のボタンを押すと、
パカっと開きます!
捕獲した虫たちをリリースする瞬間、原作と同じ気分が味わえそうですね。
息子はお気に入りのモルペコのぬいぐるみを入れて遊んでいました。(笑)
価格は(虫かごとしては)かなり高価で、1700円ほど。
ラスト1個だったので、購入出来たのはラッキーだったかもしれません。
ポケモン好きならロマンを感じずにはいられないこちらの商品。
この虫かごを使用するため、また息子とフィールドに出かけることになりそうです。(^^)
マスターボールの虫かご はアマゾンでも取り扱っていますので、気になる方は覗いてみてくださいね。
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纏め
こうして6月~7月に何度か捜索に出かけた結果、我が家は4つのプラケース でクワガタ達を飼育することになりました。
今現在8月ですが、まだカブトムシなら普通に採集出来ますし、コクワガタも10月頃までフィールドで見つけることが出来ます。
また、8月下旬~9月頃からはヒラタクワガタも狙えますし、ノコギリクワガタを見るチャンスも!
お盆休みや夏休みを利用して、是非フィールドに出かけてみてくださいね。
クワガタ採集のコツはこちらの記事に!↓
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