姫路でクワガタ探し@某所

この記事は約5分で読めます。

※当ブログの記事にはプロモーションが含まれています。

こんにちは、Angler Ogiです。

先日の夕方、マルタンヤンマの捜索を行った後、夜間にクワガタを探してみることにしました。

実は、トンボ観察に訪れた場所や近所の並木道などをちょくちょく捜索しているのですが、今回は過去に実績があり、かつ獣害などの無い安全な場所をピンポイントで捜索。

目標であったミヤマクワガタを無事捕獲することが出来たので、記事にしました。

2021年7月、カブトムシやミヤマクワガタを捕獲しています!↓

最近の私のクワガタ事情

今回訪れたのは、以前親友の蛾捜索に同行した際、多くのクワガタを発見することが出来た場所。

クワガタ捜索と言えば、

  1. クヌギやコナラ、ハルニレ、カシの木等がある雑木林を探す
  2. 雑木林の木(広葉樹)にトラップを仕掛け、夜間に見に来る
  3. 山で白いシーツ等に大型の明かりを照らし、飛んでくるのを待つ(灯火法)
  4. 秋~冬に、雑木林にある朽木の中で越冬している個体を探す

クワガタの生態を利用した、このようなやり方が一般的。

普段私はトンボ捜索のついでに①を行い、たまにコクワガタやノコギリクワガタ(稀にヒラタクワガタ)を見つける程度。

数年前は捕獲したヒラタやコクワを飼育したりもしていましたが、今は発見しても撮影&リリースしています。

Q.じゃあなぜわざわざ見に行くのか?→A.ロマンを求めて。ただ観察したいだけです。(゜∀゜)(笑)

このところは「ついで捜索」や近所の捜索が芳しくなかったため、確率が高い場所を訪れてみようと思ったわけですね。

スポンサーリンク

22時半過ぎに現地着。クマゼミ羽化ラッシュ!

訪れるのが久しぶりだったために少々アクシデントがありましたが、現地に着いたのは22時半過ぎ。

街灯の下では様々な昆虫が見られますが、まず出迎えてくれたのは・・・

羽化中のクマゼミでした!

梅雨明け前後の21時半~22時半頃から羽化を開始する事が多いので、いるだろうなーとは思っていたのですが、

別の個体。
今まさに羽化を始めるところ。
こんなところで羽化しなくても・・・。(苦笑)デジ一使用。

少し探せば、あちこちで羽化していました!流石にこれだけの数の羽化個体を発見することはあまりないので、テンションが上がります。

羽化中の個体は翅の色が何とも言えない美しさ。こちらもデジ一。
裂開して出てきたところ。

なんだかセミの羽化がメインの記事みたいになっていますが(苦笑)、本日の本題はクワガタ!

セミに気を取られつつも、あちこち探してみることにしました。

突然ミヤマクワガタ登場!

まずはセオリー通り、街灯周辺にやってきていないか、懐中電灯片手に探し回ってみます。

すると、光がよく当たるコンクリ壁に、キマダラカミキリらしきカミキリムシがいるではありませんか!

早速捕獲しようとしたものの、網が引っかかって草むらの中に落下、見失ってしまいました。せめて撮影しておけばよかったのですが・・・残念。

やはりこの場所、周囲に山が隣接していたり、街灯が木の傍に立っていたりするので、多くの昆虫がやってくるようです。

ミヤマカミキリの死骸(轢死・・・残念)を横目に見つつ、丹念に探していた最中。ふとベンチ下あたりに動く影を発見!!

私の大嫌いなGか、と一瞬警戒したものの、明らかに動きが角ばっています!電灯で照らしてみると・・・!

注:やらせではありません!

えらくアッサリ発見出来ました!ミヤマクワガタの雄です!!(^^)

近くに大きな木があるので、その辺りからやってきたと思われます。

光を当てると前肢や顎が赤茶色に透けており、

そしてこの見た目!!やはり何度見ても圧倒的カッコ良さのあるクワガタです。

大きさはそれほどではありませんが(60mm程度)、顎が綺麗に湾曲しているカッコいい個体でした。6年前に北海道で見た個体と比べると、色合いや雰囲気が違っていたのが面白いところ。

70mmオーバーの立派なミヤマクワガタ。( 2013年8月北海道にて)

何点か撮影した後、道路から少し離れた場所にリリース。さらにほかの個体がいないか探してみることにしました。

なんといっても気になるのは、先ほどの個体がいたすぐ傍にある大きな木。なんの木かは判断できませんが(苦笑)、カンでクワガタが来る木であろうことは判ります。

Gに警戒しつつ木に近づき、この辺りに張り付いてたりして??と、何気なく懐中電灯を照らしてみると・・・

注:こちらもやらせではありません。笑

普通にいました。((((゜∀゜;)

あまりにあっさり2頭目が見つかったことに、衝撃を隠せません!

この樹皮はコナラかミズナラか、その辺り?

うろうろしていたところを少し失礼して、ネットの中へ。

ネットの上で撮影。その後元の場所に帰しました。

その後、この個体以外も探してみましたが、流石に見つかりませんでした。この日はミヤマクワガタ2頭で終了です。

帰る前に、先ほど裂開直後だったクマゼミを見に行くと、

静止期。

静止期に入っており、見事な倒垂型の羽化姿を披露していました。

数年前に、多くのトンボと同じである倒垂型の羽化が気になり、連続写真で撮影した画像があるので、近いうちにそちらもご紹介する予定です!

スポンサーリンク

まとめ

トンボ以外のちゃんとした捜索は久しぶりでしたが、無事ミヤマクワガタの姿を見ることが出来て安心しました。

今後の予定としては、トンボ中心になるのは勿論ですが、個人的にクワガタも大好きなため、ちょくちょく捜しに出かけてみようと思います!

2021年6月~7月の捜索はこちら↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました