こんにちは、Angler Ogiです。
3月11日に揖保川支流のポイントを散策がてら釣行していたのですが、(3月20日現在)本職が忙しく更新できていませんでした。
遡って書いていこうと思います。
この日使用した仕掛け↓
- ロッド・・・宇崎日清・3Way渓蘭3.4-4.5m
- 天上糸・・・1号ヨリ糸1m(イエロー)
- ライン・・・0.2号通し、3.5m~2m(ポイントに応じて)
- 目印・・・糸タイプ目印(グリーン→ピンク→グリーンの3点)
- オモリ・・・ジンタン2号メイン(3号や2個付けを使い分け)
- 針・・・忍ヤマメ4号・5号、カッパ極4号
- エサ・・・イクラ+川虫
3月11日、いつもとは違う支流へ
この日はいつもの支流ではなく、昨年訪れたポイントの様子を見に行く事に。
かなり上流部(というか源流部)まで分け入って入る為、ポイントの近くでは(水温が低いために)川虫が成長していないと判断。
以前から目を付けていた里川に入ってみたものの・・・道中の気温は氷点下2度と極寒、指が痛くなるレベルの寒さです。
しかし、アマゴが棲息している河川では比較的下流部にあたるため、水温は意外と高め。
川虫を採集してみると・・・予想通り、良いサイズのヒラタやキンパクが多数網に入ります!!
15分もしないうちに60匹ほど確保できたので、意気揚々とポイントへ向かう事にしました。
路面の凍結や霧が怖いなぁと思いつつ上流へ進んでいき、午前8時前に現地に到着。
今回選んだのは、昨年3月12日に訪れている河川ですが・・
入渓地点では、あまりの寒さに垂れた水が凍って氷柱になっていました!
本当に刺すような寒さです。
それでも川の雰囲気は悪くないので、早速緩い流れに仕掛けを放り込んでみますが・・・反応がありません。
そこで、
写真の黄色丸の所が一段落ち込んでおり巻き返しになっていたので、キンパクを放り込んでみると・・・すぐに目印が引っ張られました!
3頭目にして、幸先よく1匹目のアマゴをゲット!13㎝程なのですぐにリリース。
こういった場所ではやはり偏光サングラス が効果を発揮します。
この調子ならガンガン釣れるはず!と、めぼしいポイントをあちこち探っていきますが・・・寒さのせいなのか、全く反応がありません。
そもそも昨年訪れた時よりも全体的に水深が浅く、幅が少し広くなっており、この時期に狙い撃ち出来そうな深みが少ないのです。
それでも、少し抉れている所で先ほどと同サイズをイクラにて追加し、↓の場所に到着。
まずは赤丸の辺りをめがけてヒラタを流してみると・・・目印がピタっと静止!
14㎝程の細身のアマゴがヒットしました。
まだ釣れるはず!と、イクラを上写真の黄色丸辺りに流し込んでみると、いきなり竿を持つ手もとまでゴツン!!という衝撃が!!
慌ててアワセを入れましたが、残念ながら空振り。
手応え的には良型の気配(もしくはイワナ?)だったのが悔やまれます。
まだ来ないかなと思い、数度別の餌を流してみましたが、残念ながらヒットしませんでした。
この後は深くなっている場所を中心に探っていくと、抉れた木の付け根付近で目印が引っ張られます!
中々の引き味で登場したのは、
比較的幅広な、18㎝のアマゴでした!
朱点がかなりキツメの天然個体なので、ひょっとすると過去に放流された個体の子孫かもしれません。
キープするか一瞬迷いましたが、なんだかタフそうな気がしたので、子孫を残してくれることを祈りつつリリース。
釣り荒れていると思しき場所は釣れない
この後は一気にポイントが浅くなってしまい、しばらく釣れない区間が続きます。
たまに良い雰囲気の深みを見つけても、何故かアタリすらない状態。
ひょっとすると前日までにかなり釣り荒れていたのかもしれません。
実際足元を見ると、明らかに人が通ったような形跡がチラホラ。
ゴミや仕掛けなどは落ちていませんが、地面に足跡がある場所もありました。
さすがにこの状況だと厳しいので、そろそろ脱渓して移動するかと考えましたが・・・
この場所を流してみたところ、まずは黄色丸の手前付近で10㎝程のチビアマゴがイクラにヒット。
さらに、次の1頭でキンパクを流してみたところ、
15㎝程のアマゴを追加することが出来ました。
たまたま竿抜けポイントになっていたのか、はたまたこの日だけこの場所に居ついていたのかは判りません。
しかし、周囲には人が取ったような形跡が見受けられなかったため、やはり如何にしてプレッシャーがないポイントを攻めるかが大事なようです。
この先はかなり浅い場所が続きそうだったため、11時前にこの場を後にしました。
この支流の様に川幅が狭い場所では、3.4m~4m弱程度の竿がとても役に立ちます。
ことしから導入している3WAY 渓蘭 の使い勝手は最高でした。
下流部は全く釣れず
次のポイントに選んだのは、先ほど釣っていた場所からかなり下流に降った場所。
普段通過する時、比較的よく釣り人の姿を目にするため、多分釣れるんじゃないかと思っていた場所です。
幸いこの日は車が停まっている事も無かったので、入渓してみると・・・あちこちに糸や目印が落ちているではありませんか。
人によって釣り荒れているという事よりも、現地にゴミ(普通に手が届く場所)が沢山あった事に悲しみを感じつつ、まずはゴミ拾い。
先日入手した糸くずワインダー が大活躍でした。
皆さま、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
しかしやはりというか、明らかに雰囲気の良さそうな場所を攻めてみても、アタリは全くありません。
適度に深みがあり、流れが緩やかになっている場所や、大きな岩の後ろ辺りなんかは本来確実にアマゴが定位する場所。
それなのに、本当にアタリ一つも無いまま時間が過ぎていきます。
流す餌やタナを変えてみたり、釣りにくそうな木の下に仕掛けを送り込んだり、オモリを増やして底を這わせてみたりもしつつ、数百メートル釣り上がりましたが、結局アタリゼロ。
完全に昼前を無駄にしたことを悔やみつつ、昼休憩を挟んでまた別の支流を見に行く事にしました。
次の支流も釣り荒れと・・・肉塊!??
最後の場所として訪れたのは、こちらも昨年3月12日に訪れた場所。
里川のような雰囲気なので、あまり人が入っていないのではないかと思っていたのですが・・・入渓場所からいきなり釣り人の痕跡が。
人が通ったような形成がある草むらを抜けていくと、まだ新しいと思われる足跡が多数。
さらに目印の切れ端のようなものも・・・。
さらに、川は上流部で工事でもしているのか、笹濁りの状態になっています。
これは厳しいと思いつつも仕掛けを流していきますが、やはり全くアタリはありません。
数百m釣り上がったところで一度脱渓し、やや上流部から再入渓・・・したところ、足元の川べりにエンジ色の塊を発見。
レンガでも固まって落ちているのかと思い、何気なく足で小突いてみると・・・川に広がる真っ赤な液体。
まさかの肉塊でした。(゜Д゜;)
何故こんなところに肉塊(しかも大きなものが4つ)が落ちているのかと驚きましたが、よくよく見ると肉の見た目は豚や牛ではなく、鹿っぽい感じだったのです。
ひょっとするとこの場にクマが現れ、鹿を食べたのか。
それとも、単に交通事故にあった鹿がこの場所で果てただけなのか。
もし後者だとしたら怖すぎですが、考えすぎである事を祈りつつ離れることに。
(写真はグロすぎたので自重します)
気を取り直し、昨年アタリが出た場所をあちこち攻めていきますが、やはりどの場所を探っても反応がありません。
川の流れにより、昨年から大きく様変わりしたポイントに驚きますが、これだけアタリが無いとやはり辛いもの。
どこかでアタリが出ないか…そう思っていたら、近くの道路を釣り人と思しき車が通過・・・。
やはり先客が入っていたようで、アタリが無いのも相まって気力がゼロに・・・。
一応狙いの場所まで釣りがった後、アタリゼロのまま、この日は納竿としました。
この日の纏め
結局最終釣果は、18㎝までのアマゴが6匹。
最初に入ったポイントのみでの釣果になります。
そもそも素針を引いた回数すら片手で足りてしまうほどアタリが少なく、本当にシブイ1日となってしまいました。
これからはどんどんスレッカラシに近づいていくものの、気温と水温の上昇と共にサイズも良くなっていくはず!!
今後に期待したいと思います!!
2021年3月4日はよく釣れました↓
コメント