こんにちは、Angler Ogiです。
私はこの時期専ら揖保川での渓流アマゴ釣りに没頭しているのですが、この日はなるせ音楽教室の有川先生と共に、姫路灘浜へメバル狙いで釣行してきました。
結果、数こそ出ませんでしたが、良型メバルの顔を見ることが出来たので、さっと書いていきます。
姫路周辺のメバル事情
実は今年の4月19日の晩も、シラサエビのエビ撒き釣りでメバルを狙うため妻鹿漁港に釣行しています。
その時は4時間ほど粘りましたが、
17㎝までのガシラが8匹と、
10㎝あるかないかというチビメバルが1匹釣れただけでした。
この時入った場所は2021年の年末に良型メバルが連発したポイントだったのですが、どうもこの場所は冬にメバルが入ってくる→春には沖に出ていくように感じます。
釣果情報サイトを巡っていると、明石や二見なんかでは連日良型の梅雨メバルが釣れていますが、やはり姫路のメバル釣果情報はかなり薄め。
正直期待度でいうとそれほど高くないというのが現状です。
それでもやはり地元で手軽に釣れるというのが理想という事もあり、有川先生と相談の結果、灘浜の護岸(テトラ帯)を探ってみることにしました。
日没前後はブッコミにアタリ
現地駐車場に到着したのは19時前。
事前に川でブツエビ&シラサエビを捕獲しに行き、(苦戦したものの)なんとか2杯分程度のエビをゲットしておいたので、そのエビと釣具屋の青虫1000円分を持参しました。
妻鹿漁港から沖へと向かう護岸にはポツポツと釣り人が入っており、フカセやジギング、エギングにタコ釣り、ウキサビキをやっているのが見えます。
広く空いている場所を見つけて入釣し、まずは仕掛けをセッティング。
ブッコミタックルとして、エギングロッド +小型リール+テンビン+針&糸というシンプルな仕掛けに青虫をセットし、適当に放り込んでおきます。
この竿の様子を気にしつつ、本命のメバルを狙うためのタックルもセッティング。
有川先生はリール竿で広く探り、私はいつもの延べ竿スタイルです。
この日の私のメバルタックル↓
- ロッド・・・シマノ・天平5.3m
- 道糸・・・天井糸1.5m+道糸1.2号3・2m
- ウキ&オモリ・・・電気棒ウキ2B(固定式)&ガン玉2B+ジンタン5号
- ハリス&針・・・ハリス0.8号70cm+メバル針6号
- エサ・・・シラサエビ・青虫
まずはテトラの際に撒き餌としてブツエビを撒いておき、針には大きめのシラサエビをセット。
ウキ下は1.5ヒロにし、テトラの切れ目辺りに仕掛けを投入して流していきますが・・・なんだか魚の気配が感じられません。
これは日没&潮が動き始めるまでは釣れないかもと思い、ウキ釣りは適当にしつつ、ブッコミ竿の餌を付け替えようと竿を持つと・・・何か掛かっています!
ただただ重く感じられるこの引きは・・・
やはりガシラでした。
サイズが16㎝ほどと小ぶりなのでリリースします。
とりあえず魚の顔を見れたことに安堵しつつ、喋りながらブッコミに意識を置いていると、エサを付け替えるタイミングでまたもやヒット!
グイングイン引っ張るこの感触は・・・!
やはりアナゴでした!
30㎝をちょっと超す程度のサイズですが、針が変な掛かり方をしていたため持ち帰ることに。
じゃあブッコミに集中するか!となったのですが、この辺りから風が強くなり始め、かつこの日はウネリが強め。
特に反応が無いまま時間が過ぎて行ったので、二人分のカップ麺でもセッティングしようとガスストーブ でお湯を沸かしていると・・・竿先にかすかな反応が。
有川先生にお湯を任せてアワセてみると、足元のテトラにラインが引っかかっていながら、何か魚もヒットしています。
頭を振るこの魚の正体は、
17㎝程のチャリコ。
こちらは掛かりどころも良かったのでリリースします。
また仕掛けをブッコんでからカップ麺を食べて休憩した後、少し風が落ち着いてきたので、再度ウキ釣りに戻る事にしました。
この時期のメバルは青虫の方が良いのか?
21時過ぎに私はウキ釣りタックルに青虫を付けて再開。
なんとなく、エビ撒きよりも青虫1匹掛けの方が釣れそうな気がしたのです。
有川先生はウキ釣りタックルを放り込みつつ、中通しオモリ+ハリスというシンプルな仕掛けで探り釣りを開始。
潮の流れも良くなってきたため、これならそろそろヒットするんじゃないか・・・そんな話をしていた矢先、私のウキがスポー!っと海中へ!
テトラの方へゴンゴン引っ張る感触を味わいつつ、抜き上げたのは・・・
20㎝ほどのガシラ!
これは美味しそうなのでキープすることにしました。
さらにこの数分後、また私のウキがピョコピョコと動きました。
このままシモるのかと思いきや、その場でウキはストップ。
なんだか変だなと思いアワセを入れてみると・・・グンッ!という感触と共に、結構強烈な引き味!
テトラの間に潜り込もうとするのを竿で止めて浮かせ、そのまま抜き上げたのは・・・!
腹回りまでデップリと太った、本命の良型メバル!
サイズは23㎝ありました。
丁度同じようなタイミングで有川先生も良型のガシラをゲットしたため、すわ時合いだ!釣るぞ!と二人して息巻いたのですが・・・この後はまた沈黙。
ブッコミの方にもアタリは無く、釣れない時間が過ぎていきます。
流れ始めたらエビ撒きか。
潮の流れが徐々に強くなり、潮の向きが反対方向に変わったのを確認したので、サシエを青虫からシラサエビに変更。
そしてここぞとばかりにブツエビをテトラの際辺りへ撒き、そこから仕掛けを徐々に流していくスタイルに変えてみます。
すると、またウキがモゾモゾっと動いたかと思うと、流れずにピタっと静止。
これはおそらくアタリだと思い、聞きアワセてみると・・・乗りました!
グングンっと小気味良い引き味で楽しませてくれたのは、
21㎝のメバルです!
やはりこのメバルも体高がイカツく顔が小さい・・・!
きっとメバルは群れでいるはずと思い、二人で集中して同じようなエリアを攻めてみますが、アタリだけで乗らなかったり、チビガシラやフグが邪魔をしてきます。
というか夜でもフグって釣れるんですね・・・。
それでも、藻の際を丁寧に攻めていくと、ウキがスッと入るアタリで、
17㎝ほどのメバルがヒット。
こちらは元気だったのでリリースします。
中々思う様に数は伸びませんが、それでもアタリがあるのは嬉しいもの。
なんとか数を伸ばそうとあれやこれや試してみる中で、青虫をテトラキワキワに落としてみたところ、食い上げのアタリが出て、
20㎝のメバルを追加することが出来ました!
しかしこの後はまた潮が一気に緩み、気配が無くなってしまった為、0時過ぎに納竿としました。
この日の釣行纏め
この日の私の最終釣果は、17㎝~23㎝までのメバル4匹、20cmまでのガシラ2匹、チャリコ2匹、アナゴ2匹。
フグを足すと五目達成!という釣果でした。(苦笑)
とはいえ、数こそ出なかったものの良型メバルの顔を見ることが出来ましたし、何より姫路灘浜でも良型のメバルが釣れる事を記事に出来たので良しとします!
ちなみに、キープしたメバル3匹・ガシラ1匹のお腹からは、内臓脂肪がタップリ出てきました。
メバルやガシラは春が旬のイメージですが、産卵シーズン(12月~2月)を終えて荒食いし、体力が万全に戻った今こそ本当に美味しい時期(梅雨メバルと呼ばれる所以)と、私は思います。
引き味も抜群、食べても美味しいメバルとガシラ。
是非積極的に狙ってみてくださいね!
2021年の年末は漁港内で↓
エビ撒き釣りの詳しい釣り方はこちら!↓
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