姫路周辺でスナアカネ捜索@2017年9月25日

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こんにちは、Angler Ogiです。

今回の記事は、2017年9月25日に兵庫県内の迷入種ポイントにて、スナアカネが大フィーバーだった時の捜索の模様です。(3月に一度アップした記事に加筆、写真を差し替え、リライトしました)

スナアカネは南方面からの他、インドやスリランカに生息するの迷入種。毎年チラホラ確認される程度で、兵庫県内では毎年、ごく一部の場所で数頭確認される程度という、かなりレアな種なのです。

めったに見られない種の大乱舞とあり、随分ハイテンションでシャッターを切った覚えがあります。(^^)

※ネームスタンプは、当時使っていたProfessor Ogiという名前そのままです。

それでは本文、どうぞ!↓↓

砂まみれの1日~2017年9月25日~

昨日友人から、スナアカネ大量確認、今行くべき!の一報が届きました。

なにやら2017年はスナアカネの当たり年だそうで、昨年までちょこちょこ(迷入狙いで)通っていた池で確認できる、とのこと!!

ちょうど25日は休みを取っていたので、嫁さんに頼んで朝の数時間、捜索に出られることになりました。(^^)

自宅から車を飛ばして数十分。現地に着いたのは10時過ぎです。友人曰く、「(前日は)到着後一分で確認できるレベルだった」とのことですが、はたしてどうなるか??(゜∀゜)

・・・とワクワクしていたのですが、

なんもいねえ。(゜Д゜)

風が強いせいか、思いのほか気温は低く感じます。そのせいか、抽水植物周辺にも何もいません。

友人の話だと、友人が観察を行なったのは11時を過ぎていたとのこと。もう少ししたら飛び始めるかな、とノンビリ構え、しばらくウロウロしていると・・・

・・・(゜Д゜)?

やたらと遠いところに、1頭のアカネが飛来!!直感で今まで見たことのない種である感じがするのですが、いかんせん遠すぎます。(´∀`;)

今まで見てきた種とは明らかに赤色の系統が違います。しかもかなり小ぶり。

ですが、初めて見る種である上に、元々はとてつもなく珍しいイメージがあるので(近畿のトンボ図鑑でも過去の発見例が10例ほど、と記載があります)、疑いは晴れません。

と、割と近くにタンデムも発見!!

・・・したのですが、ピントが合ったのはこのビミョーなカットだけ。強風であっという間に飛ばされてしまいました。うーん、難しい・・・。

それでもめげずに探し回ると、割と近くに静止する小さな影!!これはチャンス!!と思いシャッターを切ったところで、シオカラトンボに追い回されて何処かへ消えてしまいました。(´д`;)

撮った写真を確認してみると、

・・・えーっと、一応スナアカネ、キターーー・・・!??(゜∀゜;)

よりによって逆光でした。(泣)一応それっぽい特徴は見えるので、宣言だけしておこうと思います。(苦笑)

この日1頭だけ確認できたオオキトンボ。最盛期はこれから!

それでも、まさかこれだけで帰るわけには行きません!!なんとかして良い角度、良い写真を撮るために、チャンスを探していると、目の前のロープにピタッと静止するタンデムの影!!慎重に忍び寄ってシャッターを切ると・・・

改めて、スナアカネキターーーー!!!!!(゜∀゜)

ようやく、明確にスナアカネと判る写真を撮影する事が出来ました!!(^^)このペアを見てようやく確信が持てたのですが、この日飛び回っていた小ぶりなアカネは、全てスナアカネのようなのです!!

ここからはどんどん出てくるスナアカネと思しき個体を撮影してみます。

ようやく図鑑の写真のような一枚!!
背景を池の水面に変えてもう一カット。
角度を変えて。この子は長い時間モデルになってくれた。

この個体のほかにも、あちこち飛び回るスナアカネたち。どうやらかなりの大群でこの池に飛来したようで、最早定着しているのでは?と思ってしまうほどの数です。こんな事ってあるんですね。

そうこうしていると、またタンデムの個体を発見!!

良い感じに風が吹いており、動きもスローで撮影しやすそうなため、じっくり追いかけて撮影してみます。

何もない水面より、ゴミが浮かんでいるところを好んでいるように見えた。
浮かび上がってはゆっくり打水を繰り返すペア。

割とスローな動きだったため、しっかりと観察する事ができました!これはラッキー!!(^^)

その後、この場所以外にもいるのかな?と思い、池の周囲を回ってみる事に。すると、

水辺から離れた草むらにて。

友人の前情報どおり、水辺から離れると、やや若い個体が多数見られました。

こちらは水辺にて、成熟した♂。

昨年まではどれだけ探しても見つけられなかったこのスナアカネ。これだけ沢山いると、段々感覚が麻痺してきます。これぞまさに、

スナアカネのバーゲンセール。(゜∀゜;) (違)

しかしこんなチャンスは中々無いため、夢中でシャッターを切っていると・・・少し離れた場所から、バシャシャシャシャという謎の音が。カメラを向けてみると・・・

・・・・えーーっと、これってどういう状況でしょうか。(苦笑)ギンヤンマ♂が見えたので、無理やりタンデムになろうとしているのかなーと、何気なく追いかけてみると・・・

・・・・・・ん?

・・・・なんとお相手はオニヤンマ♀でした。((((゜∀゜;)

かなり強引に連結しようとしているのですが、

溺れるオニを見守って(?)いるのはセスジイトか・・・。

オニヤンマ♀の方はいい迷惑です。暴れすぎたのか、だんだん動きが弱弱しくなっていくのが悲しいところ・・・。

結局上手く逃げ出したオニヤンマ♀は、フラフラと去っていきました。ギンヤンマの方は恨めしそうにその場をグルグル・・・。(苦笑)

気を取り直して、今度は気が立ち並ぶ場所へ。ハネビロトンボでも入っていないかなーと思ったのですが、

ナツアカネ♀。
ネキトンボ♂。
マユタテアカネ♂。

普通種がいたのみでした。アキアカネも1頭確認(捕獲&リリースしたのですが、写真を撮り忘れた事を後になって後悔・・・。

3/4周して再びスナカネゾーンへ。手前にはタイワンウチワヤンマが。
このカットは割とお気に入り。
とにかく個体数が多く驚いた。おそらく50~60頭、下手をすれば100頭単位で入っているのかも。

1時間ほど散策し、400枚ほど撮影したため、そろそろ〆に入ります。手元でも観察するために1頭捕獲し、

デジ一で撮影。やはり色味が今までの種と明らかに違う。

撮影後リリースです。

なんだかこの池に定着できそうなレベルの個体数でしたが、南方系(というか大陸系)のため、兵庫県には定着できない種なんですよね・・・。また来年も見られるといいなぁ。

12時前に終了、大満足の捜索となりました。(^^)

本日確認したトンボは、タイワンウチワヤンマ、オニヤンマ、ギンヤンマ、オオヤマトンボ、オオキトンボ、マユタテアカネ、ナツアカネ、アキアカネ、ネキトンボ、シオカラトンボ、ウスバキトンボ、アオイトトンボ、オオアオイトトンボ、セスジイトトンボ、アオモンイトトンボ、スナアカネの計16種。

そして・・・・見間違いでなければ、池の上を大きく旋回して飛んでいた大きなシルエットは、おそらくオオギンヤンマではないかと思います。

撮影、捕獲できる距離ではなかったのが悔やまれますが、過去に一度捕獲した時と動きがほぼ同じだったため、間違いなさそうです。

非常に悔やまれますが、スナアカネが多数確認できたので良しとします。(^^;)

さぁ、次の更新はいつになるか判りませんが(苦笑)、気長~~~~~にお待ちいただけますと嬉しいです(^~^;)

振り替えって

トンボって、撮れる時はこんなもんなんだな、というのを、強く実感できた捜索でした。

なんせ過去7年ほど、スナアカネはただの一度も見ることが出来なかった種ですし(勿論この場所も何度か訪れています)、なんだか拍子抜けしてしまったのも事実。

しかし、この年だけは本当にアタリ年だったようですので、今後もこのような光景が見られるかどうかは判りません。

今年も秋シーズンにこの場所を訪れ、またスナアカネを探してみようと思います!

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