コシボソヤンマのパトロール飛翔&まさかのオナガサナエ@姫路市

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こんにちは、Angler Ogiです。

お盆休み後半の8月15日・16日も、短時間ではありますが、トンボ捜索に出てみました。

ポイントは両日とも、近所の山奥。
15日は家族で虫捕り、16日は単独でコシボソヤンマ狙いです。

8月15日、まさかのオナガサナエ

この日は息子の希望を叶えるため、13日に訪れた山奥を再訪。

17時半頃現地に着くと、あちこちでセミが鳴いています。

まずは一番多く見られるヒグラシを捕獲し、息子と共に観察。

それ以外は特にめぼしい昆虫はおらず、13日に飛翔していたコシボソヤンマも、時間帯が違うために飛んでいませんでした。

そこで、クワガタでもいないかな?と、ちょっと奥の方へ入ってみると・・・!

雌ではありますが、あっさりミヤマクワガタの雌を発見!!しかもかなり大きめの個体でした。

脚の付け根に明るい紋様があるので間違いなさそうです。

太腿部の明色部がミヤマクワガタ雌の特徴。

初めてみるクワガタに息子も興味津々ではありましたが、トンボを見せた時の反応より控えめでした。
やはりトンボ家の息子にはトンボですね・・・。(笑)

観察後は元の場所へリリース。

しばし遊歩道を散策した後、近くを流れる小川へ。

自粛期間中も時折訪れていた、ニホンカワトンボが飛び交うポイントです。

息子はカワムツの稚魚を網で掬うのが楽しいようなので、一緒に掬って観察していると・・・何やら少し離れたところに、サナエが静止するのが視界に入りました!

急いで嫁さんに場所を変わってもらい、大慌てで捕虫網を振りに行くと・・・その場にいたのは、なんとオナガサナエ!!

すぐ近くにもう1頭いたので、2スイングして捕獲。

18時頃突如やってきた。

見紛う事なきオナガサナエ、しかも両方雌です!

オナガサナエの環境とはかけ離れた場所であり、(10年近く)毎年訪れているのに一度も発見したことがなかったので、これは完全に予想外でした・・・。

背面。

ちなみに、オナガサナエがいた場所がこちら。↓

水の流れは非常に緩やかで(通年)、瀬になるような場所はありません。
さらに、石はゴロゴロしているものの、あちこちコケまみれ。

ひょっとしたら、近くにある大きな川(オナガサナエの生息確認済み)から産卵場所開拓のために訪れただけかもしれないので、今後もちょくちょく確認したいところです。

息子も満足してくれたようなので、この日はこれにて終了としました。

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8月16日、コシボソヤンマの飛翔撮影

翌日、今度は一人でコシボソヤンマの撮影を目論み、再度同じ山奥の細流を訪れてみました。

時刻も16時半過ぎと、コシボソヤンマの実績が高い時間帯です。

現地に入ると、早速1頭のコシボソヤンマがパトロール飛翔しているのを発見!

早速カメラを構えますが、私はコシボソヤンマの撮影が大の苦手
毎年2~3度撮影に来るのですが、未だにマトモな写真が無いのです。

今年こそは!と意気込んだものの、

ピントは甘々・・・。

めげずに何度も撮影を試みますが、薄暗い場所を結構な速さで往復するため、中々ピントを合わせづらいのです。

さらに、使用しているカメラはNikonのD5000。

ストロボは一度使用した後5秒程使用できなくなるため、全く連写出来ないというオマケつき。

それでも懸命に撮影を続けたところ、

ブレはするものの、少しずつですがピントが合って・・・きたのかな?(苦笑)

この1枚なんかは、昨年までに撮影した物より随分マシに撮れていました。

とはいえ、まだピントが甘い上に少しブレているのが残念・・・!

この1枚を撮影した後、この個体はどこかへ飛び去ってしまいました。

念のため近くに雌がいないか探してみたものの、こちらは空振り。

けたたましくすぐ傍らで鳴くヒグラシを撮影した後、別のコシボソポイントを覗きにも行ってみましたが、こちらは完全な空振り。

再度戻ってきて、カメラ片手に遊歩道をブラ付いていると・・・目の前にトンボが静止しました。

カメラを向けてみると・・・

正体はオナガサナエの雄!!

前日は偶然雌が迷い込んだのかと思っていたのですが、雄が摂食をしていたため、これはいよいよ産地化が現実味を帯びてきました。

昨年まではこの時期でも1頭も見かけなかったので、新たに入ってきたのかもしれません。

そうこうしているうちに、時刻は17時半。
再度先ほどの細流を覗いてみると、丁度コシボソヤンマが入ってくるところでした。

撮影を再開します。

コシボソと判るくらいにはなってきた。
ピントが甘い・・・!!
ブレていなければ・・・!!!(泣)

このコシボソヤンマを撮影している最中、すぐ近くをアブが飛び回るという事態に遭遇。

最初は身じろぎで何とかしていたのですが、身体に止まろうとしてくるので、鬱陶しくなり網を軽く振り回したところ、コシボソヤンマは驚いて逃げてしまいました・・・。(苦笑)

肝心のアブは逃げずにたかってくるので、仕方なくこの場は切り上げ。

昨日オナガサナエがやってきた場所まで移動し、18時15分まで待ってみたのですが、

あちこちにコオニヤンマが静止するだけで、この日はオナガサナエは見られませんでした。

もっと遅い時間や早朝に狙いを定めて訪れる方が賢明かもしれませんね・・・。
この日はこれにて終了です。

お盆休み後半のトンボ纏め

今年もコシボソヤンマの撮影に挑みましたが、昨年よりは撮影方法が解ったような気がします。

幸いこれから1カ月程度はコシボソヤンマのシーズンなので、またちょくちょく撮影に訪れたいと思います!

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