こんにちは、Angler Ogiです。
7月10日、増水後の引き水を狙って引原川本流へと釣行したのですが、なんと予想に反してやや渇水気味。
その影響があったのかもしれませんが、20cmオーバーは僅か3匹というやや厳しい釣果となってしまいました。
今回は写真が少ないので、さっと書いていきます。
ライブカメラではやや増水状態→実際は渇水
7月頭の増水の影響もやや落ち着いてきた他、釣行前の数日間は雨が降らず晴天の日もあったほど。
一時「梅雨明けたんか?」と思うほどの晴天&猛暑日もあったので、水位低下が気になっていました。
ライブカメラをチェックすると、引原本流・杉田橋で前日19時で0.48。
釣行当日の朝は0.44となっていました。
これならいい感じに僅かな増水状態で釣れると考え、まずはいつものエサ採り場へ。
少々時間はかかりましたが、クロカワムシ(大・小)を80匹程度確保してポイントへ向かいます。
どの区画でも釣れそうな気はしたのですが、やはり一番お気に入りである自己記録サイズが出た区間へと行ってみると、幸い先行者は無し!
どの区画でも釣れそうな気はしたのですが、やはり一番お気に入りである自己記録サイズが出た区間へと行ってみると、幸い先行者は無し!
手早く支度します。
この日のタックル①↓
- ロッド・・・シマノ・天平(3Way)4.5~5.3m
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)1.6m
- ライン・・・0.4号フロロorナイロン通し、3.5m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ガン玉B号メイン(時に~4Bまでを2個付け)
- 針・・・忍ヤマメ6号
- エサ・・・クロカワムシ
河原に降りてみると、あちこちに足跡が!
状況が良かった先週末~前日までに、数多くのアングラーがこの区画に入ったのかもしれません。
少々厳しい戦いになりそうな予感ですが、とりあえず川に入ってみると・・・なんと予想に反して水位は低め!
平水どころか、むしろ数cm低いように感じます。
とりあえず目ぼしい場所を流していきますが、時折チビアマゴらしきピュ!っと仕掛けを引っ張るような感触があるのみだったので、一気に本命ポイントまで移動します。
いつも良型が潜んでいる強い流れ込み~エグレまでの区画を2Bのオモリで流してみると、やはり水位が低いせいか根掛かりしてしまいます。
ならばと、オモリをB号に変更。
流れの緩い場所で馴染ませてから引き込むパターンに変更すると、流れの尻でチビアマゴがヒット。
その少し前のエグレに良型が居ると考え、もう少し上流部で仕掛けを馴染ませてから、吹き上がらないようにラインテンションをキツめにかけながら流していくと・・・エグレで目印がストップ!
アワセを入れると、あまり重量感を感じないながらも元気いっぱいのアマゴの感触!
ある程度いなしてから抜き上げます。
こちらのアマゴは20cmをちょっと超えるようなサイズ。
キープするか一瞬悩みましたが、掛かりが良く大変元気だったのでリリースしました。
この調子なら今日は良く釣れるはず・・・と目論んだのですが、実際は甘くありませんでした。
釣り荒れ?それとも・・・。
まだアタリが続くかと思ったのですが、残念ながら無反応だったので、遡行を再開。
やはり水位は低く、簡単に川の中を歩くことが出来ます。
途中目ぼしい場所を見つけては仕掛けを流していきますが、アタるのは12cm程度のチビアマゴばかり。
1匹だけ16cmくらいのアマゴがヒットして、流れの中で暴れまわって楽しませてくれますが、もっと重量感を感じる良型アマゴが釣りたいところ・・・。
そう思いながら、以前の釣行で良型が出た小さな流れ込みを攻めたところ、目印が震える良い感じのアタリが!!
が、残念ながら一瞬の針掛かりの後、すぐに針外れ。
そこそこ良いサイズだったはずなので悔やまれます。
そしてこの後はどこを流しても反応が無く、先月の釣行で27.7cmを釣った期待の区画でもチビアマゴばかり・・・。
さらには、この上にあるいつも良型が出る高難度の場所では、まさかのアワセ切れ!!
底付近をネチネチせめてようやく出した良型(多分25cmクラス)のアタリだったのに、いったい何をやっているんでしょう・・・。(泣)
ならば、過去に自己記録が出ている淵はどうかと遡行してみたら・・・
地形が変わっていました。(゜Д゜;)
流れ終わりの尻に当たる部分に大きな沈み岩(ウケ)があったこの淵。
月頭に大増水があったせいか、なんとその岩が消失しているではありませんか!!
結果、この場所に向かう底流れのヨレが消えてしまい、ただの深みになってしまったのです。
念のためかなりじっくり攻めてみたものの、残念ながらアタリは無し。
さらに、立ち位置を上流側へ変更して流してみたのですが、下流側のウケとなる岩が消えたせいで、こちらでも底流れに合ったヨレが消失・・・。
ただのズドーンとした流れに成り下がってしまったのです。
結局アタリが出ないままこの区画を終えたばかりか、この上の区画2か所でもチビがヒットしたのみ。
早々に脱渓して移動します。
次の区画もアタリが少ない
地形変化のせいか、それとも釣り荒れのせいか・・・アタリが少ない状況だったので、少しでも良いサイズが出そうな区画である第二ポイントへ再入渓します。
この日のタックル②↓
- ロッド・・・ シマノ・ 弧渓ZM M61
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)2m
- ライン・・・ナイロン0.4号通し、4.1m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ガン玉2Bメイン(時に2個付け)
- 針・・・忍ヤマメ6号
- エサ・・・クロカワムシ
こちらもあちこち踏み荒れた後があったものの、特定の場所にはいつもアマゴがいます。
という事で早速川へ降りてみると・・・先ほどの区画よりも渇水で、-10cmくらい。
これは思っていたよりも厳しいかと思いつつ、まずは普段あまり反応が無い大きな淵の上にある流れ込みを攻めてみると、17cmほどのアマゴが姿を見せてくれました!
この調子なら良型が出るかもしれないと思い、実績のある段々瀬を攻めてみると・・・こちらでも16cmほどのアマゴがヒット。
やはり竿抜けになるところにはいる!と感じたものの、次の淵ではアタリゼロ。
この上にあるヒラキではチビアマゴが2連発・・・。
中々うまくいかないなぁと思いながら、過去に24cmクラスが出た瀬に来てみると・・・水量が少ないせいで、なんだか中途半端な流れへと変貌しています。
これは期待できないかもしれないと思いながら流していくと、急に目印がストップ!
以前良型が来た場所だったので強めにアワセを入れると、ゴンッ!という感触!!
こんな状況でもヒットしてくれたことに感謝しつつ、存分に引きを味わってから、最後は水面を滑らせてネットイン!
こちらのアマゴは22.5cm!
なんとか良型の顔を見ることが出来てホッとしたと同時、ボツ記事にならずに済みました。(笑)
後はチビアマゴの反応だけだったので、この区画の超本命と目している淵へと到着。
が、やはり渇水のせいで流れは大変ショボくなっており、お世辞にも釣れそうな雰囲気ではありません。(苦笑)
それでも念のためと、流す筋やオモリの号数を変えながらネチネチ流してみたものの、流れが弱すぎて魚がいないように感じます。
なら、より流れに近い場所にいるのでは?と考え、いつもよりかなり流れ込みに近い場所に立ち位置を変更して流してみましたが、結果は同じ。
仕方なく諦めて、いっそ流れ込みそのものを攻めてみることに。
オモリを3B+Bというヘビーなものにし、まずは反転流のヨレに投入します。
そして下流側へと竿を倒し、ラインテンションキツめのまま流れ込みへと引き込み、流れに乗った瞬間竿を上流側へ倒し直して、ラインを張ったまま底流れに入れると・・・目印を引き込みました!
アワセを入れると、ゴンッ!という感触!
良型が掛かったと思ったのですが、なんだか感触がいつもと違います。
重量感はそれほどでもありませんが抵抗が凄まじく、中々浮いてきません!
頭を振る様子は無くやたら突っ走っては潜ってを繰り返すので、「ひょっとしてスレかも」と思いながらやり取りを続けますが、あっちに走り、こっちに走りと、全然浮いてこないのです。
そもそも掛けた場所が流れの中なので、元気な上に水圧がかかっているだけだと思い、出来るだけ流れから引きはがすようにすると、ようやく水面に浮上!
掛かっている場所を確認すると・・・やっぱりスレ、頭の後ろ辺りに掛かっていました。(苦笑)
そのまま水面を滑らせてようやくのキャッチ!
こちらのアマゴは23.5cm。
サイズの割に、随分取り込みに時間がかかってしまいました。
思い返せばこのサイズをスレ掛かりで釣ったことが無かったので、良い経験が出来たように思います・・・めっちゃ引きますね!(違)
なんとか良いサイズを2本釣ることが出来てホッとしたものの、この後は良型のアタリは無し。
何か所か「ここは」と想定した場所があったのですが、16cm程度のアマゴを2本追加しただけ。
11時過ぎにエサが切れたので納竿としました。
この日の纏め
この日の最終釣果は、23.5cmまでのアマゴが8匹、チビアマゴが9匹。
と言っても20cmオーバーは3匹だけと、少々寂しい釣果となりました。
釣り荒れによるものか、時期的な物か。
はたまた渇水のせいかと色々考えましたが、正直全てどうしようもありません。(苦笑)
この記事を書いている最中も雨が降ったり止んだりしていますので、また水位が上がった後に下がってくれば、また活性が上がってくるはず!
今後の状況に期待したい所です。
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