こんにちは、渓流釣りをこよなく愛するAngler Ogiです。
2022年の解禁日は雪と雨で僅か1匹という釣果に終わりましたが、攻める場所を変えればきっと釣れるはず!と思い、3月3日に2度目の釣行へ。
結果、まだまだ雪が深く僅か1匹という釣果に・・・。
さっと書いていきます。
現地には8時前に到着
前回、入釣するポイントの少し下流部でエサを探したものの、低水温でなかなか捕れず苦戦したことを踏まえ、毎年多くの川虫が採れる里川へ。
道中の気温計は0度。
前回釣行より多少暖かいようです。
エサ捕りポイントには7時40分頃到着し、装備を整えて早速網を突っ込んでみると・・・いるわいるわ、とんでも無い数の川虫が網に!!
僅か数回の網入れでキンパクとヒラタが40匹ずつ程度捕れたので、すぐにエサ採集は終了。
山に入らない里川は雪も無いため、多少水温が高目のようです。
とここでなんとなく、「これだけ川虫がいるなら、この付近でもアマゴ釣れるんじゃね??」と思い、急遽竿を出してみることにしました。
今回の仕掛け↓
- ロッド・・・宇崎日清・3Way渓蘭3.4-4.5m
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)2m
- ライン・・・0.25号通し、2.5m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ジンタン4号~B
- 針・・・忍ヤマメ5号・ナノヤマメ4号
- エサ・・・イクラ・川虫
解禁日に使用した仕掛けをそのまま流用する形です。
早速大きな淵や、流れの中の深くなっている所、エグレているところなどを中心に仕掛けを流していきますが・・・アタリはありません。
というか、釣り始めて割とすぐから、魚の気配がほぼ感じられないのです。
こればかりはカンのようなものですが、なんとなく「今日はここでは釣れない」という気がしたので、早々に仕掛けを畳んで移動することにしました。
昨年よく釣れたエリアへ
8時半頃、今回のポイントへ到着。
前回釣行時、先行者がいて思うように釣れなかったエリアです。
この場所は比較的水深のあるポイントが多いため、先行者さえいなければある程度は釣れるのではないかと踏んでいました。
幸い前日までの雨の影響で雪が少し減っており、その分解禁日よりも水量が明らかに増えています!
これなら釣れるだろうと思い、昨年8月に23㎝がヒットした淵へ川虫を流してみると・・・いきなり目印がストップ!!
が、一瞬の針掛かりの後にすぐにバラしてしまいました・・・残念。
これなら今日は釣れるぞ!と、意気揚々と別の筋へ流してみると、僅かに目印が動きました!
しかし、食い込みがかなり浅いようでフッキングせず。
手元には潰れた状態のキンパクが戻ってきました。
前回の釣行ではアタリの総数が4回という悲惨さでしたが、今回は開始早々2回のアタリが出た事でテンションはアップ!!
きっと良い釣果に恵まれるはず・・・と思っていたのですが、この後は一切アタリが出ません。
しかも道中、自分の背の高さ程度の岩を登った直後に、足を滑らせて川の深みへと落下・・・なんてトラブルもありました。
やはりこの時期の渓流は雪で足元が滑りやすいため、気を付けなければいけませんね・・・。
気を取り直してどんどん遡行していきますが、本来ならアタリが出るであろう淀みや、瀬尻付近までしっかり流してもアタリは出ません。
エサもイクラ・キンパク・ヒラタをローテーションで使ってみますが、結果は同じ。
今日も釣れないのか・・・と心が折れそうになっていたタイミングで到着したのがこの場所。
木陰になっている場所に流れ込む、良い雰囲気のポイントです。
とはいえ、この時期にこれほど流れが強い場所に定位しているアマゴはほぼいないので、流れ込みの脇の部分にジンタンBをセットして投入。
底近くをゆっくり漂う様に、イクラを流していると・・・ピタっと目印が止まりました!
頭上に気をつけてアワセを入れると、きれいにフッキング!
上がってきたのは、
14㎝ほどの美しいアマゴでした。
なんとかボーズを逃れた事にホッとしつつ、何点か撮影してリリース。
やはりアマゴの美しさは別格です。
しかし、この後は良い雰囲気の場所全てでアタリゼロという異常さ。
水温がとにかく低いので(おそらく2℃くらい)、この感じだと本格的に釣れるのはまだまだ先なのかもしれません・・・。
除雪されていない源流近くはどうか?
しばらく釣りがってみたものの、反応が芳しくないのでお昼休憩。
その後、思い切って川の上流部へと車を走らせてみました。
しかし、毎年解禁日に入渓しているエリアへと続く道は全く除雪されておらず、道路にはガッツリ雪が。
仕方なくその周辺に車を停め、ひたすら雪道の上を歩いて上流部へと到達!
予想通りとんでもない量の雪が積もっており、
普通に川に入るだけでも一苦労。
所々に人がハマった後なんかもあって、これはこれで楽しめました。(苦笑)
一先ず川の中へ静かに入り、淵になっている部分にヒラタを流してみると・・・目印が止まるアタリが!!
が、やはり食い込みが本当に浅いようでフッキングはせず。
そしてたったこれだけで、この広い淵ではアタリが無くなってしまったのです。
それならばと、雪をかき分けてその先のエリアを釣りながら遡行していきますが、
やはり下流部よりも雪の量は目に見えて多く、全くアタリが出ません。
それでも、この先には淵が連なるお気に入りポイントがあるという事で、その場所を目指して遡行し・・・地形が変わっている事に気づきました。
以前は岩がゴロゴロしていて、あちこちに小規模な落ち込みがあった場所は、ただ川が流れるだけのエリアに。
そしてお気に入りの淵には土砂が流入しており、淵そのものが無くなっているではありませんか!!
毎年少しずつ変化する地形を見て「今年はここで釣れるのか」という楽しみがある渓流釣りですが、流石に淵そのものが無くなるというのは・・・と絶望。
嫌な予感がしつつもその先へと遡行していくと、なんとこの先にある3つの淵が全て土砂流入によって消失。
幾度となく良い思いをしてきたお気に入りのポイントが全て無くなっていただけでなく、このエリアにあった小規模ポイントも全て消失していたのです。
さすがにこれでは釣りにならない上、これより先のポイントは雪が深すぎて入ることが出来なかったので、13時過ぎに納竿としました。
本格解禁はまだまだ先のよう。
結局この日の釣果も、解禁日に引き続き僅か1匹という貧果に終わってしまいました。
いくら気温が上がってきているとはいえ、それは平地での話。
山間部にはまだまだ大量の雪が残っており、これはちょっとやそっとでは溶けないレベルだと思われます。
いっそのこと山間部周辺のポイントは諦めて里川を攻めるか(新規開拓含む)、いっそのこと引原川の本流(やや下流の方)をじっくり攻めてみるか・・・悩みは尽きません。
それでもやはり渓流釣りは自然を満喫できる素晴らしい釣りなので、釣れなくてもある程度は楽しいもの。
どこかのタイミングで爆釣する日が来るはずなので(多分・・・)、その日を気長に待ちつつ、今後も週一程度で釣行していこうと思います!
3月16日は2桁釣果!↓
2022年の解禁日はこんな感じでした↓
渓流釣りには偏光グラスが欠かせません!!↓
コメント
初めまして。
今年、揖保川で渓流釣りを始める予定です。
早速ですが、ルアー釣りの経験があるのでルアーから始めたいと思っていますが、やはり餌釣りのほうが良いでしょうか?
>玉垣様
当ブログへのご訪問&ご質問、ありがとうございます!
私の考えですが、正直どちらとも言えないと思っております。
確かに、アマゴ達が普段食べなれている生餌の方がヒット率は上がるかと思いますが、
そもそも餌が採れない時期がありますし、小型が口を使いやすいので
良型のヒット率は下がるかもしれません。
それに、小場所は狙いやすいものの、延べ竿の餌釣りだと
どうしても届かない場所も多いのです。
後は自作仕掛けの場合は作るのに時間もかかります。
一方ルアーの場合は遠距離でもピンポイントでキャストが可能ですし、
手返しも餌釣りの比ではありません。
また、縄張り侵入者に対するリアクションバイト等も狙うことが出来ますが、
反面それなりの広さが無いとアクションさせることが出来ません。
ルアー1個のコストも気になる所です。
ですので、結局はお好きな釣りで楽しんで頂くのが最善かと思います。
頑張ってくださいね!
Angler Ogi