こんにちは、Angler Ogiです。
またまた行ってまいりました、アマゴ釣り。
今回攻めるポイントは、前回釣行で見つけた支流の一つです。
日曜日という事もあり、多くの釣り人を見かけた揖保川ですが・・・なんとかアマゴの顔を見ることができました!
9時半頃に入渓。日曜は人が多い・・・?
現地に着いたのは9時頃。
まずはポイントに入る前に、少し下流側で川虫を採集します。
解禁日に比べると、随分大きなヒラタが増えていたため、この日はヒラタをメインに、キンパクも含めて30匹程採集しておきました。
そうして、9時半頃にワクワクしながら第一入渓ポイントへ入渓!
・・・したところ、なんと初っ端から先行者の足跡を発見・・・。(苦笑)
釣行日が日曜日であり、かつ朝イチを逃しているので当然ではありますが、さすがにショックは隠せません。
それでも、前回アマゴが連発した場所にイクラ→キンパク→ヒラタと流してみますが、予想通り全く反応無し。
増水していた前回よりもかなり水位が低かったので、ジンタン3号で丁寧に流してみたもののあまりに無反応なので、早々に見切りをつけて移動することにします。
少し上流部まで移動し、再入渓して探り直しますが・・・前回アタリがあった場所も軒並みアウト。
あちこちにウェーダーの足跡があったので、結構釣り荒れてしまっているようです。
先行者がいない=釣れる!
そんな状況にもめげずにどんどん遡行していくと、足跡が無い(と思われる)エリアへ到着。
これなら期待できるはずですが、連日釣り人が訪れている可能性もあるので、既に相当スレている可能性もあります。
そこでイクラではなく、食い込みのいいヒラタを流すと・・・岩の間辺りで小さなアタリが出ました!
魚がいる事は判ったので、ポイントに目星を付けつつあちこち流してみると、今度は流れ込みの先で引き込まれる目印!
15㎝を少し切るリリースサイズでしたが、無事にファーストフィッシュをゲット!
やはり渓流釣りでは、先行者のいないポイントを如何にして見つけるかが大事ですね・・・。
↑赤丸の所で最初にアタリが出て、釣れたのは黄色丸のところ。
解禁日であればこの場所で連発した可能性もありますが、この日のアタリは二度だけでした。
とりあえずボーズを逃れた事にほっとしつつ、この少し上流にある落ち込みの下でも、
小ぶりながら美しいアマゴがイクラにヒットしました!
やはりこの辺りはまだ誰も入っていなかったようです。
この場所は比較的広めだったので、まだいないかな~とヒラタを流していくと・・・目印が岩の辺りでストップしました。
根掛かりかと思って竿を引っ張ると、なんとも変な感触が。
アマゴじゃないのは確実ですが、その割にはかなり引きは弱く、重さだけを感じます。
上がってきたのは・・・
まさかのカジカ(12㎝ほど)でした!
揖保川水系ではカジカもよく釣れる、とは聞いていたものの、実際に釣ったのは初めてです(川虫狙いの網に入った事はありますが・・・)。
非常に美味な魚として有名ですが、この日はあくまでアマゴ狙いのため、しばし観察を楽しんでからリリースしました。
ようやくヒットした良型は・・・
この次にやってきた場所は、水深と広さがあって流れも複雑、という格好のポイント。
ガン玉を2号に変え、大きな岩に隠れるようにして、イクラをそ~~っと流してみると・・・すごい勢いで、目印が流心に引き込まれました!!
アワセると、今までとは明らかに違う引きから、良型であると確信!!・・・したのですが、陣取った場所の足場が悪く、一歩間違えると川に転落してしまいます。
慌てながらネットを取り出し、さぁランディング!という時に、アマゴが水面から飛び出してきました。
「なんかこの瞬間、解禁日にも見たような気が・・・!」等とくだらないことを考えていると、解禁日を再現するかのように、空中でアマゴがまさかのフックアウト。
そのまま流れの中へ帰っていきました・・・。(泣)
20㎝を優に超える良型だっただけにショックは大きかったものの、まだいるかと思って仕掛けを流しましたが、当然無反応。
仕方なくこの場を離れて釣り上がってみましたが、また先行者の足跡をあちこちに発見・・・。
どうも先行者がいない区間はかなり狭かったようなので、思い切って移動し、少し上流部にある広めの落ち込みで仕掛けを流してみると・・・
13㎝程のチビアマゴを追加。
こちらのアマゴもやはりヒラタにヒットしました。
この辺りで雨足が強くなったため、車内で昼休憩を挟みつつ、別の支流へ移動することにしました。
あちこちに先行者
移動中、あちこちに釣り師の車が停まっていたり、すれ違ったり。
昨年までは支流で先行者と出会う事も少なかったのですが、今年は解禁直前の大規模成魚放流や稚魚放流が無かったこともあり、釣り師の方があちこちの支流に散らばっているようです。
そんな中から人が入っていない場所を探すのは非常に難しいですが、
人がいないところを見つけることが出来れば、なんとか釣れるといった印象です。
それでも解禁から丸二週間が経過し明らかにスレてきているので、多数のポイントを把握しておかないと、釣果を伸ばすことが出来ません。
そこで、7年ほどまえに訪れて多くのアタリがあった小さな支流へと車を走らせると・・・この場所にも先行者がおられるではありませんか!!
1キロほど離れた上流部で車を停めて、入渓してみますが・・・やっぱりこの場所にも足跡が。
さらに、渓相の変わりようにもビックリ。
こちらが7年前に訪れた時の様子。
大きな岩がゴロゴロしており、小さな落ち込みが無数にある狭い川です。
この渓流が、
砂が堆積して大きな岩が減り、全く違う川へと変貌していました。
流れでこうなったのか、上流部で工事をしてこうなったのかは判りませんが、全く釣れる気がしません・・・。
水溜まり状になった場所にはアブラハヤが群れているのが見えたものの、アマゴらしき姿は当然見受けられず、念のため流した仕掛けにもアタリはありませんでした。
夕方から仕事のため、14時過ぎに無念の納竿です。
この日の釣行のまとめ
結局最終釣果は、15㎝までのアマゴが4匹という、少々残念な釣果に終ってしまいました。
ただ、前回までは自作塩イクラばかりにヒットしていたのに対し、この日はヒラタにも多くのアタリが出たのが面白いところ(使用頻度はほぼ同じ)。
また、流し方を少し工夫してみたところ、今回はフッキング率が大幅に向上!素針が数えるほどまでに減りました。(一番デカイサイズはバラしましたが・・・)
今回使用したタックルですが、
- ロッド・・・ダイワ/清瀬3.8m-4.3mのWズーム
- 天上糸・・・0.8号ヨリ糸1m(レッド)
- ライン・・・0.2号通し、3.3m~2m(ポイントに応じて)
- 目印・・・糸タイプ目印(黄色→ピンク→オレンジの3点)
- オモリ・・・ジンタン3号メイン(2号~3号を使い分け)
- 針・・・ナノヤマメ5号
- エサ・・・イクラ・川虫(ヒラタ・キンパク)
前回までは0.25号通しで釣っていましたが、スレッカラシ対策で今回から0.2号に落としました。
また、今の釣り方の場合は、ナノアマゴよりもナノヤマメの方がフッキング率が良いような気がするので、しばらくこの仕掛けで様子を見てみるつもりです。
今後はより川虫にアタリが集中する時期になりますし、今までとはまた違ったアプローチで、今後もアマゴ釣りを楽しんでいきたいと思います!
前回の釣行はこちら↓
2020年解禁日の様子はこちら↓
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