こんにちは、Angler Ogiです。
11月25日、カワハギのお刺身&煮つけが食べたくなり、昼過ぎからぶらっと灘浜へ行ってみました。
今まで灘浜でカワハギを狙った事が無かった為、ボーズもありえるか・・・と思っていたら、思っていた以上の良型が釣れてビックリ!
短時間釣行の様子をサクっと書いていきます。
強風予報はどこへやら
本来は前日の24日に、大蔵海岸もしくは的形遊漁センターへ行くつもりでした。
ところが、事前の予報で風速7~10mという爆風。
どちらに行っても釣りにならないことは明白です。
じゃあ25日はどうかと思ったら、やはり予報では7~8mクラスの爆風予報。
これなら真剣に釣行しても風でやられるだけだと思い、お試しのつもりで(西風にやや強い)灘浜でのカワハギ釣りに決定。
ボーズもありえるため、昼過ぎからの短時間釣行としました。
青虫500円と自作塩〆アサリを持って、現地に到着したのは13:40頃。
どんより曇っていますが風はそれほど強くなく、2~3m程度。
これならもっと早くから来ておけばよかったと少し後悔・・・。(苦笑)
先端付近で釣っておられた方に一声かけてから入釣し、タックルの準備。↓
- ロッド・・・エギングロッド8ft3in
- リール・・・アルテグラ1000番+PE1.2号
- 仕掛け・・・幹糸3号の自作胴付き仕掛け3本針+ナスオモリ5号
- 針&ハリス・・・カワハギ針4号+ハリス2号
- 餌・・・自作塩〆アサリ+青虫
前回の的形釣行にて自作仕掛けは使い果たしていたので、釣具屋にて市販胴付き仕掛けを購入しようとしたのですが、空前絶後のカワハギブームのせいか、なんと胴付き仕掛けは入荷すら無い状態でした。
仕方なく釣り場に着いてから3本針胴付き仕掛けを手早く作り、アサリと青虫をセット。
一先ずは北向きのテトラを降りて、足元から15mほどのラインを探っていきますが・・・全くアタリはありません。
テトラの際やカケアガリといった場所がポイントになるはずですが、エサ盗りのアタリすらないのです。
それならばと遠投し、40~50mラインにあるカケアガリやミオ筋を探ってみますが、やはりアタリは皆無。
居たら即反応するはずなのにアタリが無いという事は、やはり灘浜でのカワハギ釣りは厳しいのか・・・そんな予感が漂っていました。
カワハギの居場所、発見!
何投かした後、ふと反対側はどうなんだろう?と思い、移動。
南向きへとキャストしてみます。
やはりこちら側はより沖合に面しているせいもあり、かなり離れた場所までテトラが入っていて根掛かりが多発。
これは釣り辛い・・・と思っていたら、コツッという小さなアタリが!
残念ながらアワセミスをしてしまいフッキングには至りませんでしたが、今のカタい感触は間違いなくカワハギ特有のアタリ。
反応があったのはアサリ(上針)のようなので、全ての針にアサリをしっかりと付け、先ほどアタリが出た付近へと仕掛けを寄せてきます。
そしてテトラに引っかかる感触を感じた後、そこから大きく竿をシャクって、仕掛けを沈みテトラの上へ乗せるようにしてみると・・・カツカツカツッ!と連続でアタリが!
そのまま竿先を押さえ込むような強いアタリが出た瞬間にアワセると、見事フッキング!!
強烈な引き味が手元まで伝わります!
とはいえ足元までガッツリとテトラなので、引っかからないように竿を大きく立てつつやり取り。
浮いてきたカワハギは・・・デカイ!!
前回的形遊漁センターで釣ったサイズに引けを取らない、20㎝の良型カワハギです!!
まさかこのサイズがヒットするとは思ってもみませんでした。
この1枚でなんとなく釣り方が判ったので、スカリに放り込んでから再度同じ場所へ仕掛けを投入。
しかし、そこはやはりテトラ帯。
とにかく仕掛けが引っかかりまくり、中々思うような場所へ仕掛けを導けません。
根掛かりしてしまっても、幸い針が伸びてくれたり軸が折れる程度で済むため、針を幾度となく結び直しながら、攻略法を考えます。
そして「ここぞ!」という場所に仕掛けが入ると、予想通りアタリが連発!・・・するものの、やはりエギングロッドではアタリを取るのが難しく、中々フッキングしません・・・。
たまに掛かったかと思えば良型のフグやチビガシラ。
一筋縄ではいきません。
そこで、よく齧られていた一番下の針だけキツネ針へと変更し、アサリを縫うように深く針に刺します。
これで吸い込ませることをイメージして投入すると、やはり非常に小さなアタリが出ました。
何度目かのアタリをなんとか捉えると、またしても強烈な締め込み!
浮いてきたのは、
肝がパンパンに膨らんだ、21㎝の良型カワハギでした!
想定通りに一番下のキツネ針を呑みこんでいたので、この釣り方で良いようです。
やっぱり爆風だった
しかしこの直後から徐々に風が強くなり始め、せっかく仕掛けが良い場所に落ちても風のせいでアタリが取れません。
竿先を押さえ込むような感じのアタリはなんとか感じられるのですが、小さくカツカツくる「スレたカワハギのアタリ」がとにかく取り辛いのです。
15時過ぎ、ようやくそのアタリを捉えてフッキング・・・したのですが、なんと回収中にテトラに引っかかってしまうという悲劇が!
しばらくは良型カワハギも掛かっていましたが(おそらく上針)、根掛かりを外そうとシャクっている間に外れ、その直後に道糸が高切れ・・・。
30分ほど後にこの道糸に仕掛けが絡み、その結果仕掛けを幹糸の真ん中辺りまで回収できました。(苦笑)
カワハギは外れましたが、ゴミを回収できただけ良しとしましょう・・・。
仕方なく再度胴付き仕掛けを作って探るものの、丁度潮止まりのタイミングとなりアタリはストップ。
その後もあちこち探ってみましたが、とにかくどこもかしこも根掛かりが多発する状態で、針の消耗が激しすぎます。
時折掛かってくるのはやはりフグとチビガシラで、根掛かり3に対して外道が1、という状況。
たま~にカワハギらしきアタリが出たりもしましたが、結局は風のせいで本アタリが取れない状態です。
周囲も暗くなってきた16時半頃、(潮の影響もあり)ついにはエサ盗りのアタリすら無くなったので、納竿としました。
灘浜でのカワハギ釣り、纏め
この日の釣果は、20㎝と21㎝のカワハギが1枚ずつ。
実釣時間が3時間弱だった事、後半は強風だった事などを考えると、まぁ良かったのではないかと思います。
根掛かりが多発するためかなりのテクニックが必要ですが、14時過ぎにアタリが集中していたことを考えると、潮と日没時間を考えて釣行すればかなり釣れそうな気もします。
なにより釣れるサイズが20㎝オーバーと、防波堤からであれば間違いなく良型。
根掛かり対策さえしっかりしておけば、魅力的な釣りとなるのは間違いありません!
しっかり血抜きをして持ち帰ったカワハギは、自宅にてすぐに薄造り(1匹分)に。
この薄造りをネギ+紅葉おろし+ポン酢+湯引き肝で食べると、もう美味いのなんの。
嫁さんも喜んで食べてくれました。
今シーズンはもうしばらくカワハギ釣りを楽しめそうなので、来週辺り、再度チャレンジしてみようかと思います!
2022年、的形形遊漁センターでも良型カワハギが!↓
今回使用した塩〆アサリはこちら↓
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