姫路にもツバスがやってきた!@灘浜

姫路にもツバスが回遊しています!
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こんにちは、Angler OgIです。

今年は明石より東側でツバスが大当たりの年。そんな中、姫路でもツバスが釣れているという情報をキャッチ!

早速、早朝から灘浜にてツバスを狙ってきました。

早朝5時過ぎに現地到着

この日は大潮。
干潮が7時過ぎ、満潮が10時半頃。その後一気に動き出す潮=早朝に潮が緩むということで、朝早くから狙ってみることにしました。

姫路の灘浜は妻鹿漁港側から沖に向かって5本の波止が並んでおり、1番、2番と、番号で呼ばれています。

早朝は曇っていた。

どの波止にも満遍なく人がおられる状況ですが、フカセ釣りの人が多いようです。勿論、ツバス狙いのジギンガーの姿もちらほら。

後に教えて頂いた情報によると、秋シーズンには40cmクラスのグレも釣れるとか・・・。

青物を狙うなら沖側に位置する3~5番が人気ポイントですが、ひとまず空いてるところに釣り座を構えて準備を開始!

今回のタックル

前回の釣りの際、使い古したPEライン にダメージが蓄積していたようで糸絡みがヒドかったため、前日に糸を巻き直しました。

PEラインは替え時が難しいですが、傷んでくると糸絡みがヒドくなって釣りに支障が出ます
通常は1年程度で取り換えるもののようですが、私はキャスト時に糸絡みが出たら、その次の釣行までに全て巻き替えています。
  • ロッド・・・シーバスロッド(シマノ: ディアルーナ S809LST )
  • リール・・・ シマノ: アルテグラ1000+PE1.5号(100m巻き)+リーダー4号1ヒロ(電車結び)
  • 仕掛け・・・ジグサビキ +ジグorメタルバイブ

今回は飛距離を捨てて、ライトに楽しめるようにシーバスタックルで挑みます。
リールが1000番と小型なのは、シャクリ時の重さを少しでも軽くするため。

そして今年のツバスはどの場所でも小型のイワシをベイト(エサ)にしているとの情報が出ていたため、メタルジグは18g(ヤマリア:ムーチョルチア シリーズ)をメインに。

小型の青物に非常に効果が高いジグサビキも併せて使っていきます。

開始間もなくヒット!!

同じタイミングで来られた投げ師兼ルアーマンの方に快く右コーナーを譲って頂き(ありがとうございます!)、ブルピンのジグをセットしていよいよスタート!!

・・・したところ、なんと足元近くでイワシらしき小魚がキラキラ。そしてザワつく水面・・・。

3投ほど遠投(といっても60mくらい)していたのですが、これなら足元、しかも水面近くでヒットするのでは?と考え、30m弱の近投に以降。

着水後、8秒程度カウントダウンし、竿を水面と平行にしてジャーキング。
15回ほどリールを巻いたら5秒ほどカウントダウンし、巻き始めた瞬間に・・・

ゴッゴゴゴゴンッ!!!

と竿先を引っ手繰っていきました!小型ではあるものの、そこはさすがの青物。中々に良い引き味を見せつつ上がってきたのは、見まごう事なきツバスでした!!

こうしてるとなんだかアジみたい。(苦笑)ヒットタイムは5時45分。

纏めて〆処理を行うため、バッカンに入れてとりあえずの撮影です。

サイズは25cm程、おそらくこれくらいがアベレージサイズかと思います。
ちなみにヒットしたのはジグサビキ でした。

本当に姫路にもツバスが回っていたんだなぁと感慨に浸りつつ、再度キャストしてジギングをやっていきます。

時折水面には小規模なナブラ(エサとなるイワシがパチャパチャ)があちこちで出ており、活性はかなり高い様子!

しかし、そもそもナブラが出る場所が近くて50m、遠ければ200m近く離れていて、中々ナブラ打ちにはなりません。

釣り方がマッチしていないのもあるかと思い、一度メタルバイブ+ジグサビキというタックルに取り換え、水面近くをジグサビキが泳ぐように引っ張ってみます。

すると数投目で、

ギュッッギュギュ!!

と竿先がタイトに絞り込まれました!!

すかさずアワセを入れると、重量感こそ軽めなものの、かなりシャープな引き味!!無事に取り込んで・・・

ヒットタイムは6時12分。

・・・ツバス??(゜∀゜;)

サイズは先ほどの個体とほぼ同じなのですが、口の角はやや丸く見え、胸鰭と腹鰭の位置が離れているように見えます。

かつ、(色はかなり薄いですが)ボディの黄色いラインと胸鰭のラインが重なっているようにも見えるこの個体。

これらの特徴から考えると、ひょっとしたらヒラゴヒラマサの子供)だったりして、なんて考えてしまいます。

ただ、顔の雰囲気は(小さいからなのか)丸っぽく、尾鰭も切れ込みが浅い(どちらもツバスの特徴)ので、何とも言えませんね・・・。

瀬戸内でも小型のヒラマサが釣れることは意外と多いようですし(過去に鹿ノ瀬で37cmを釣っています)、小型のツバスとヒラゴ(ヒラマサの子)は生態的にも似ていて、同じ場所で釣れることも割と多いようです。
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アタリは遠のくも、あちこちで小さなナブラが。

この後は少しアタリが遠のき、空はカラっと晴れ。暑くて退屈な時間が過ぎていきます。

ただ小規模なナブラ(おそらく畳6~7畳分くらい)は定期的に発生しており、時々ジグで届く範囲(50~60m程度)の個所でも発生していました。

勿論これ幸いとナブラ打ちをやってみましたが、ナブラが過ぎ去っていくのがあまりにも早すぎ、中々太刀打ちできません。

もし60g程度のジグとショアジギロッドがあれば100m程の所まで対応できたかもしれないので、シルエットが小さめな思いジグを持っている方はチャンスが広がりそうです。

堤防と堤防の間の、やや沖合に多く発生していました。また、潮目付近(150m程先)のナブラは(届きませんでしたが)規模が大きめでした。

日が昇ってからまさかのダブル!

この後はお隣に入られた方と時折談笑しつつ、様々な情報を教えて頂きました。(重ね重ね、ありがとうございます!)

そしてナブラの位置をお互いに確認してはひたすら仕掛けを投げるという事を繰り返していたのですが、最近の私はアマゴ釣りのように腕に負荷がかからない釣りが多かったため、かなりの疲労が・・・。

2時間ジグをメインにシャクり続けたために、既に腕はパンパン・・・。これがジギングのしんどい所ですね。

それでも潮が動き始めた瞬間にチャンスが訪れると思い、懸命に頑張っていると・・・比較的近い所でまたナブラが発生しました!

良い感じでナブラを飛び越えて着水、巻いてからフォールさせると・・・ゴゴゴゴンッっというアタリとともにヒット!!して、

すぐに針外れ・・・。(゜∀゜。)

久しぶりのヒットでしたが掛かりが浅かったようで無念のバラシ。その間にナブラは遠ざかっていきました。

しかし、ナブラが離れたなら釣り方を変えてみようと思い、一度ジグを底まで沈め、15回縦にシャクる→5秒間カーブフォール→シャクり始めて6回目の時に、また

ゴッゴゴゴゴンッ!!!

というアタリとともに、無事フッキング!したかと思うと、この後いきなり、

グイッ!!ギューー!!

と不自然に竿が絞り込まれました!!

そこまで引き自体は強くないのに重みはかなりのもの。これはまさかと思いつつ、寄せてくると・・・水面で光る2つの魚影!!そのままゴボー抜きです!!

ヒットタイムは7時48分。

今度はどう見てもツバス!といえる、ダブルヒット!上は勿論ジグサビキ、下はムーチョルチア18gのブルーを食っていました。

これにより水面近くだけでなく、幅広いレンジを攻める大切さを改めて感じたため、水面~底近くまで丹念に攻めていきます。

が、この後2回アタリがあり(ナブラ打ちと底近く)、1回ヒット(8時半頃)して即掛けバラシ(ナブラ打ちの方)で無残な結果に。

その後は特に変化もなく、飲み物も切れてしまったので納竿としました。

竿じまいのその後

生かしていたツバスを〆て、胃の内容物を調べてみたところ・・・

一番上はジグサビキ、一番下はムーチョルチア18g。

2匹の胃の中から、写真のカタクチイワシが出てきました。サイズは7~8cm、このサイズのイワシがベイトのようです。

また、生かしていたバッカンの中には、ツバスが吐き出したと思われる大量のパン粉が

おそらく、フカセ釣りの方の撒き餌を食べていたか、それに寄って来ていた小魚を巻き餌も含めて捕食していたのではと思われます。

タイミングが合えば、神戸の方で流行っているように遠投サビキで狙ってみると面白いかもしれません。

この日はかなり濁っていた。

また、エギンガーの方もちょくちょく良い釣果を得ておられるようで、

こちらは良型のコウイカの物だそうです。
これはどちら・・・?

あちこちに墨跡が見受けられました。この感じだと、秋シーズンが楽しみです!

釣りが終わった後も、しばしお隣の方と談笑。非常に楽しい時間をありがとうございました。(^^)

こういった釣り場でのコミュニケーションも、釣りの醍醐味の一つですね。

そして家に帰ってから、恒例の釣果写真撮影です。

サイズは24cm~26cmで、下から2番目が件のヒラゴ(仮)です。

こうして並べてみると、なんだか顔つきや口の角、胸鰭の形・位置が、他の個体と違うような気も・・・しないでもないような。

ただ食べることには変わりなく、かつこの日は睡眠時間が2時間だったこともあり、さっさと捌いてしまったのが勿体なかったように思います。(苦笑)

皮を剥ぐとアジのよう。
とりあえず薄造りをドカ盛り。

各方面では、小ぶりなツバスは「味がタンパク過ぎる」と言われていますが、確かにかなりたんぱくな味でした。

ただ、身はプリプリとしていて臭みも無く、どちらかというと白身魚を食べているような感覚に近いので、これはこれで普通に美味しい魚ですね!

眠すぎて盛り付けが雑なのはご了承を・・・(苦笑)

我が家ではヅケ丼(タレにごま油を入れて中華風)にして頂きましたが、非常に美味しかったです!

明日はさらに手を加えて、ユッケ風にしてみようと思っています。

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まとめ

今回の釣行で判ったことは、

姫路にもツバスはいます

また、私が気になったのは以下の点でしょうか。

  • ジグはシルエットの小さめの物が良さそう
  • 最低60m程度は投げられた方が有利(出来れば100m程度)
  • 数を釣りたいならジグサビキ必須
  • 表層から底まで幅広く探る
  • どの場所に入るかはあまり関係ないかも?

まずはベイトが7~8cmのカタクチイワシなので、それに見合ったルアーサイズを選びたいところです。

今回私が使用したムーチョルチアシリーズは、安くてサイズ的にもピッタリなので非常にオススメです。

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そしてジグサビキ。今回私がゲットした4本のうち、3本がジグサビキ、1本がジグという結果でした。

最近は釣具屋さんでもジグサビキが無かったりするので、手っ取り早く通販で入手しておくのが良いかもしれません。

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そして、今の時期の灘浜でツバスを狙う場合、入るポイントはあまり関係ないかもしれません。

というのも、どの場所にも満遍なくルアーマンがおられたという事は全域で釣れているという事でしょうし、教えて頂いた情報では、やや漁港寄りの方で30cmオーバーのツバスも釣れていたそうです。

さらに、あちこちでナブラが発生していたこと。帰り際には駐車場近くの場所でも(昼日中に)小規模なナブラが出ていました。

灘浜はかなり広い釣り場なので、平日だとかなり釣りやすい状況が望めるかも・・・!?

さて、次回の釣行予定は今のところ未定ですが、やはり引きが強い魚を釣るのが楽しいので、その辺りを加味して狙いを絞ってみようと思います!!

灘浜の詳しい情報はこちら↓

7月4日にも好釣果!↓

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