こんにちはAngler Ogiです。
4月17日、午前中だけ引原川の本流に釣行。
本流で初めて3WAY渓蘭 630を使用してみたのですが、時折吹く強風や先行者の影もあり苦戦したものの、なんとか良型のアマゴ5匹を仕留めてきました。
さっと書いていきます。
今回のエサもスナムシメイン
現地に到着したのは6時頃。
ひとまずいつものエサ採り場に立ち寄り、エサを採る為に網を突っ込んでみると、やはりキンパクは数匹しか入らず、本流で有効なオニチョロも3匹程しか採れませんでした。
それに対し、羽化時期が5月頃であるスナムシは、前回ほどではないものの結構な数が網に入ります。
この調子だとしばらくはスナムシがメインとなりそうですが、それ以降のエサを今から考えておく必要がありますね・・・。
とりあえず今回の釣行に必要な約70匹程度を確保して、ポイントへと向かいます。
本流初使用の6.3m竿で良型ゲット!
今回の釣行は11時頃までと時間が短めのため、支流で確実に釣果を得るか、丸1日釣りができる4月20日の為に本流調査に行くか悩んだのですが、やはり私が釣りたいのは幅広な良型。
もうそろそろ本格的に本流で釣れ始めるだろうという事もあり、本流のポイントへ入る事にしました。
今年の4月頭頃までに、既に何度か仕掛けを流しに来ていますが、今までは水温が低すぎた事もありアタリはゼロ。
今日こそはと気合を入れて入渓します。
この日のタックル↓
- ロッド・・・宇崎日清・3Way渓蘭5.2-6.3m
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)2m
- ライン・・・0.3号通し、4.3m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ジンタン2号メイン
- 針・・・忍ヤマメ6号
- エサ・・・川虫(スナムシ、キンパク、オニチョロ)
水量が多いかもしれないと思い、念のため0.3号の仕掛けを用意してきたのですが、予想に反して水量は平水。
とはいえ、突然大型にラインをブチ切られる事もあるのが本流なので、このまま0.3号の仕掛けを使用する事にしました。
そして今年2月に小柿渓谷でデビューを済ませている3WAY渓蘭 630ですが、天然河川で使用するのはこの日が初。
ワクワクしつつ、まずは目の前にある大きな岩の影から仕掛けを流すために仕掛けを振り込んでみたところ、やはりズッシリと重さが腕に伝わります。
それもそのはず、支流で使用している3WAY 渓蘭 450の重さは85グラム、630は160グラムと倍近い重さ。
これは慣れが必要だと思い、広い場所で何度も仕掛けを振り込む練習をし、ある程度感覚を掴むことに成功。
本来は両手で持って仕掛けを流す方が良いのでしょうが、私は生憎(釣りに関しては)脳筋寄り。
右腕1本で流せるような姿勢を作りつつ、鍛えりゃいいかという結論に落ち着きました。(笑)
そうと決まれば特訓あるのみ!という事で、遡行しながら右腕1本で竿を振り続け、仕掛けを流し続けますが・・・昨年アタリがあった場所を流しても反応がありません。
これは狙うべきポイントを間違えていると判断し、一気に先へと進んで、大きなトロ場へと向かいます。
そして、「ここぞ」の為にとっておいたオニチョロ(小)を付け、深く抉れている場所の先に仕掛けを投入。
流れに馴染ませてから丁寧に流していくと、目印がフッっと止まりました!
軽く指を持ち上げるようにしてアワセを入れると、深場でアマゴがギラっと反転してフッキング!
結構良いサイズに見えたのですが、そこはやはり6.3mの長竿。
4.5mの竿に比べて圧倒的にタメが効き、アマゴの強い抵抗もあっさり吸収、すぐに水面へと浮上します。
これくらいなら抜けるのかなと思って抜き上げようとすると、ヒットしたアマゴはやはりそれなりのサイズ・・・。
間隔の違いに若干戸惑いつつ、きちんとタモでフィニッシュ!
長竿に慣れていないせいで、アマゴのサイズ感がイマイチ判りませんでしたが、このアマゴは21.5㎝と結構な良型でした。
1匹釣って、これなら普通に扱えそうだと一安心しつつ、今度はトロ場の奥の方に仕掛けを投入。
流れが緩やかになって小さな反転流が出来ている辺りに仕掛けを誘導していくと、目印にモゾモゾという反応が!
すかさずアワセを入れると、今度もバッチリフッキング!
浮上してきたサイズが先ほどよりも小ぶりだったため、今度は抜き上げてタモでキャッチ。
こちらのアマゴは19㎝あったのですが、随分と体高が低くスラっとした体形でした。
この調子ならどんどん釣れるんじゃないかと思ったのですが、ここからしばらくはアタリが無い区間が続きます。
今回の大本命と目していた次のトロ場もアタリはゼロ。
オモリやエサを変えたり、タナや誘いを変えたりもしましたが、効果はありませんでした。
ポツポツとアタリが出る
まだ本流は本調子じゃないのかなと思いつつも、釣行時間が短いために移動するわけにもいかないので、仕方なくこのままどんどん遡行していきます。
すると、昨年は一度もアタリが出なかった場所で目印に反応があり、
19cmのアマゴを追加!
そしてこの次の区間でもスナムシに2度反応がありましたが、残念ながらヒットしませんでした。
このエリアに来てからアタリが増えてきたようなので、改めて気合を入れつつ、昨年良型がヒットした場所に到着。
大事に取っておいた大きめのキンパクを付け、「ここは確実にいるだろう」という狭い場所へと仕掛けを誘導していくと、目印がストップ!
アワセを入れると、流れに乗るようにギュン!っと走り、そこからビュンビュン泳ぎ回ります!
流れが強い場所なので、普段なら多少竿でいなしにいくのですが、今回は試しに竿を立ててタメてみたところ、普通にアマゴの動きを抑制する事に成功!
長竿のパワーに驚きつつも、最後の最後まで抵抗するアマゴの引きを楽しみながら、最後はタモでフィニッシュ。
こちらのアマゴは22㎝。
体高も普通にあり、中々のパワーでした。
この3WAY渓蘭 630なら、仮に25㎝クラスがヒットしても余裕で止められるんだろうなぁと妄想しながら、次のポイントへ。
今度はスナムシをセットし、深く抉れた流れが緩やかになった場所へと仕掛けを誘導すると、目印が逆方向へ走ります!
が、これは一瞬ヒットしただけですぐに針外れ。
先ほどと同サイズだったために悔しいところですが、なんだか食い込みが浅いように感じます。
それでも、次のポイントでもまた仕掛けが逆向きに走ります!
今度は一瞬置いてから竿を立てると、しっかりとフッキング!
流れの中で暴れまわるアマゴの引きを堪能してから、引き抜いてタモでキャッチ。
こちらのアマゴは20cm。
支流に比べると少々魚影が薄いように感じますが、それでもヒットするサイズはどれも良型ばかり。
この辺りは流石の本流と言ったところでしょうか。
この調子ならなんとか二桁いけるんじゃないか・・・なんて考えていたのですが、ここからはピタっとアタリがストップ。
雰囲気が良さげな場所全てを丁寧に流していったのですが、本当にビックリするくらい反応が無いのです。
いくらなんでもこれはおかしいと思いつつ進んでいくと・・・やっぱりありました、先行者の足跡。
しかもめっちゃ新しいやつ・・・。
入渓してからひたすら遡行してきたので、既に結構な距離を歩いていた事に加え、時間も入渓から2時間以上が経過していたので、こればかりは仕方ありません。
どうせ釣れないだろうなと思いながら仕掛けを流しては遡行を繰り返して・・・30分もしないうちに、先行者の方を発見。(苦笑)
これはもうダメだという事で脱渓し、車まで戻ってから下流にあるポイントへと入り直すことにしました。
本流は既に釣り荒れている疑惑
続いてやってきたポイントは、過去に25.5㎝の良型がヒットしたエリア。
実はこの場所、今シーズン何度か車で通過しているのですが、通るたびに車が停まっている事を確認した場所。
この日は空いていたのでどうかなと思い入渓し、絶好のポイントである大きな流れ込みへと仕掛けを流しますが・・・無反応。
それならばと、少し下流へと歩いて移動し、良型が出る大きな淵へと何度も仕掛けを通してみましたが、やはりアタリはゼロ。
明らかに人が通ったであろう轍があったり、対岸の砂地には足跡もあったので、早々に切り上げることにしたのですが、この時点で納竿まで残り40分。
時間も僅かなので、すぐ近くにある昨年のGWに24㎝の良型を仕留めたポイントへと向かいます。
するとこの場所も、以前は無かった轍が出来ており、明らかに入渓しやすくなっています。
これは厳しいかと思いつつも、実績のある場所なので、期待しながら仕掛けを流してみたのですが、当然のように反応はありません。
ある程度遡行して、大場所で手を変え品を変えトライしてみましたが、やっぱりアタリはゼロ。
なんだか4月半ばにして本流の釣り荒れを感じつつ、11時に納竿としました。
この日の纏め
最終釣果は、19㎝~22㎝のアマゴが5匹。
数こそ5匹と少ないものの、どれもが良型だったことに加え、初めて本流で使用する3WAY渓蘭 630で釣果をあげることが出来たので、それなりに満足できました。
ですが、まだ本流の本格的なシーズンになっていないにも関わらず、あちこちに釣り人の痕跡があり、食いは明らかにイマイチ。
正直この調子なら、次の釣行は本流ではなく支流狙いにした方が良いのでは・・・という雰囲気です。
もう少し気温と水温が上がり、ドバっと雨が降った後なら一気に荒食いが見込めそうな気もするので、天候や川の水量を見つつ、次回釣行に備えたいと思います!
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