こんにちは、Angler Ogiです。
ここ最近、めっきり釣果が落ちたように感じる姫路周辺のカワハギですが、実際のところはどうなのか?
10月26日に日の出渡船に乗船し、11月2日には姫路のお気に入りポイントでカワハギを狙ってみたところ、全く違う釣果になったので、詳しく書いていきます。
10月26日の釣行@日の出渡船
私の本職は音楽講師なのですが、10月20日・21日と盛大にバンド発表会を行った関係で、10月の3週目は釣行無し。
今回の発表会も無事に終了したので、10月26日、同僚の有川先生と共に乗船料金半額キャンペーンを行っていた日の出渡船で妻鹿の沖波止へと渡りました。
数は減っているものの、良型が釣れると予想して挑んだのですが、結果は・・・
ウマヅラハギが3枚にバリコ数枚、ガシラ多数、サンバソウ1枚、32cmのキビレ1枚。
肝心の本命はというと、
この20.5cm1枚だけ・・・。
それっぽいアタリはちょくちょく出たのですが、確信をもって「これぞカワハギ!」といえるアタリは極端に少なく、1枚釣るのがやっとという状況でした。
周りの方も殆ど釣れておらず、一緒の場所で釣っておられたベテランの方は、「もうこの周辺のカワハギはほぼおらんくなったんちゃうかな・・・」とポツリ。
沖波止に渡るなら10月の頭の方がよかったようですね・・・。(苦笑)
10月30日は家族で大蔵海岸へ
10月30日、息子が音楽会後の代休だったため、家族で明石方面へ。
昼食に明石焼きを堪能し、魚の棚商店街を散策した後、息子が「どうしても生きたカワハギを見てみたい、釣ってみたい」と言うので、安全な大蔵海岸で釣りをすることにしました。
15時過ぎ~17時頃までの短時間でしたが、足元ではチラホラカワハギのアタリが。
さらに、なぜかアサリにアジが当たってきて、
釣果はこんな感じに。
カワハギは少々小さいですが、息子が釣った初めてのカワハギということで、自宅で酒蒸しに。
アジもアジフライにして美味しくいただきました。
11月2日、姫路のお気に入りポイントへ!
11月2日、このままシーズン終了を迎えるわけにはいかないので、一人でお気に入りのカワハギポイントへと向かいました。
当日の潮汐(飾磨基準)・・・満潮・15:16/23:51、干潮・06:16/22:19、中潮、日出/6:22
午前7時過ぎに現地に着くと、お気に入りポイントは普通に空いていたので、予定通り入釣。
手早くタックルの支度を整えます。
- ロッド・・・エギングロッド8ft3in
- リール・・・アルテグラ1000番+PE1.2号
- 仕掛け・・・自作胴突き3本針仕掛け/オモリ5号
- 針&ハリス・・・カワハギ針5号
- 餌・・・自作塩〆アサリ
ついたタイミングはド干潮で、潮位はかなり低め。
いつもと勝手が違いますが、際を攻めすぎないよう沖へとキャストして釣り始めます。
が、既に潮は動き始めのタイミングに入っていたようで、当て潮がゴウゴウと流れている状況。
油断していると、着底した瞬間に根掛かりしたりするので、極力ラインの出をコントロールして素早く底を取り、大きく竿を煽って誘いをかけます。
最初の3投は実績のある辺りを狙ってキャストしたものの、まさかのアタリゼロ。
これはいつもと違う場所にいると考え、少しサイドへとキャストしてみます。
すると、足元近くまで仕掛けを寄せてきた辺りで、まだスレを感じさせない大きめのアタリ!
これ幸いとアワセを入れると、しっかりフッキングしました!
竿を強烈に叩く引き味と、かなりの重量感!そして横に走り回って、中々浮いてきません!
これはひょっとして・・・と思っていたら、浮上した獲物は予想通りの良型!!
慎重に抜き上げて、無事にキャッチ!!
これはデカイ!!
まさかの1発目に今シーズン最長寸、23cmの良型が登場しました!!
しかし、この場所にいたのはこの個体だけだったのか、再度同じ辺りを狙ってみても反応がありません。
そこで、考えらえれる場所全てをキャストして探っていきますが、潮が一気に流れ始めた影響で根掛かりが連発・・・。
幸いこの場所にも大分慣れてきていたので、根掛かりしても針の軸が伸びるだけだったりと、以前よりロストが減ってきたのが不幸中の幸いです。
潮の流れに負けないよう、ヨレの辺りを中心に攻めていると、
時折サイズアップしたチャリコがヒットし始めました。
チャリコがアタる場所にはカワハギもいたりするので、再度同じ場所へとキャストしてみると、予想通りカワハギの反応が!!
既にかなり小さなアタリですが、誘いを大きくしてからピタっとゼロテンで静止すると、エサに飛びついてきました!
バッチリフッキングさせ、無事にキャッチ!
こちらも20cmある良型です!
が、この後はどこへキャストしても中々アタリが少ない状況。
時折ヒットするのはフグやチャリコにガシラと外道ばかり・・・。
そうこうしていると、お隣に投げ釣りで入ってこられた方と意気投合。
談笑しながら、この厳しい状況をやり過ごします。(苦笑)
実は元・ご近所さんだったり、息子さんが私と同学年だったりと話が盛り上がっていたところ、徐々に潮が緩み始めました。
潮に変化があるとやっぱり釣れる。
「潮変わりは潮止まり前後の15時前だと思ってたのに変ですね~」等と話していると、今まで探ったことのなかった場所で強烈なアタリが!
見事にフッキングが決まり、
22cmの良型をキャッチ!!
さらに少し間を開けて、最初の1匹目がヒットした辺りでフレッシュなアタリが!
これも見事に捉え、
18cmをゲットしました。
さらに、同じ場所をネチネチ攻めていると、非常に小さなアタリが連発。
また大きく誘ってからラインを弛ませ、直後に張ると、ビビビッと良いアタリが!
これをしっかりと捉えて、
21cmの良型をゲット!!
家族に「今日は5枚釣ってくる」と宣言していたので、肩の荷が下りた気分です。(苦笑)
この直後にピタっと潮が止まってしまったので、投げ師の方はポイント変更のため撤収して行かれました。(楽しいお時間、ありがとうございました!)
潮が変わる=着き場が変わる。
しばしアタリのない時間が続きましたが、これだけ潮が緩んだということは、カワハギの着き場にも変化があるはず。
そこで、今までより近投で攻めてみると、残念ながら根掛かりが連発するので、遠投してから近くまで丹念に探っていきます。
さらには、この日アタリの多かった左サイドを諦め、思い切って右斜め前方へと変更。
つい1時間前までは釣りにならないレベルで流れていまいたが、普通に釣りになる状態になっています。
これならば過去にアタリが連発した場所も探れるはずだと、根掛かりに気を付けながら、記憶の中にある沈み根周辺に仕掛けを到達・・・させた瞬間、大きく竿先が舞い込みました!
沈み根に掛からないよう、竿を前方に突き出すようにアワセを入れると、掛けた瞬間から大きく横走り!
浮いてきたのは、本命のカワハギです。
サイズは18cmですが、この状況で掛けたことに大きな意味があります。
そしてここからは同じ付近でアタリが連発!
まずは5分後に21cmのサンバソウがヒットして、その6分後には、
20cmのカワハギが!!
さらに、細かいアタリが連発する中、しっかりと本アタリを見極めていき、ようやくヒット!!
強烈な締め込みを見せつつ、竿先を叩きまくって上がってきたのは、やはり良型!!
22.5cmの大判カワハギでした!
しかし、ここからまた急激に潮が流れ始めたかと思うと、この場所でのアタリはピタっとストップ。
その後しばらく粘ってみましたが、
追加できたのはフグとウマヅラハギのみ。
1匹目を釣った場所で本命のアタリ(極小)が出ていたものの、無念のタイムアップ・・・。
12時半に納竿としました。
カワハギの特性レシピ公開!
活〆にして持ち帰ったカワハギは、家族の要望通りにカワハギのフルコースに。
刺身・薄皮ポン酢と煮付けは勿論、最近の息子のお気に入り・酒蒸しと、最高においしい味噌汁(白みそ仕立て)も用意。
さらに今回、新たな試みとして作ったのがこちら。↓
カワハギの漬け丼です。
これ正直、
メチャクチャやばいです。(゜Д゜)
口に入れた瞬間、語彙力を喪失。
一瞬でご飯を3杯平らげてしまいました。(笑)
なぜ今まで作らなかったのかと思うほど、私のカワハギレシピの中で圧倒的No,1となったこちらの丼、
作り方はこちら。↓
私は元々、「カワハギと言えばキモポン酢派」だったため、有名な「肝和え(醤油)」はあまり好きではありませんでした。
ですが、空腹だったこともあり、なんとなく「丼にしてかきこみたい」と思い、たどり着いたのが今回のレシピです。
ポイントはこちらの2点。↓
- 肝和えにする際、醤油の代わりに煮切り醤油を使う
- 煮付け&湯引きの二種の肝を使う
- 湯引き肝は、予め塩水で脱水しておく
醤油で肝和えにすると、ちょっとトゲトゲする感じがするというか、カドのある感じになるのが好みではありませんでした。
さらに、生肝や湯引き肝のみで作ると、どことなく肝の味がキツくなりすぎて、量を食べられなかったのです。
そこで、醤油の代わりによりマイルドな煮切り醤油を使ったり、脱水した湯引き肝&一度煮付けにした肝を使うことで、コクとまろやかさが大幅にアップ!
こうして最強の丼が完成したのです。(笑)
普通に肝和え丼にするより手間と時間がかかりますが、間違いなく価値のある旨さなので、是非一度お試しくださいね!!
多分旨すぎて飛びます。(゜Д゜)
11月2日の釣行の纏め
この日の最終釣果は、18cm~23cmまでのカワハギが8枚。
うち3枚が22cm~23cmだったので、この時期の堤防にしては良い釣果と言えそうです。
ですが、明らかにアタリの数は減ってきていますし、10月までと同じ釣り方・同じ場所を狙っていては全く数を伸ばせない事が判りました。
これからはさらに厳しい状況になることが予想されますし、もう二週間もしないうちに、姫路のカワハギは完全に終了を迎えそうです。
そうなる前に、(また丼を食べたいので)なんとか後2回ほど釣行したいところ。
次の釣行はボーズ覚悟で挑みたいと思います!!
2023年のカワハギ釣り、随時更新中↓
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