こんにちは、Angler Ogiです。
私の大好きな揖保川の渓流釣りは9月1日から禁漁期間に入りました。
これからは秋の魚を海で狙うことになりますが、真っ先に狙いたいのはやっぱり美味なカワハギ!
という事で、9月12日と9月20日にカワハギを狙って、姫路周辺を調査。
12日は少々微妙な釣果でしたが、20日は爆釣!
詳しく書いていきます。
昨年のカワハギ事情
2022年は、近年まれにみるカワハギの当たり年。
おかげさまで当ブログのカワハギ記事や塩〆アサリの記事も凄まじいアクセス数を記録し、グーグルやヤフーの検索でも常に上位に表示されていました。
釣り場でも、「ブログを見て来た」という方数名に声を掛けられ、「その記事を書いたの私です」というお話を何度かしました。(この時は楽しかった)
ここまでは良かったのですが、問題が起こったのはこの後。
私が一回目に釣行した時は、それほどカワハギ狙いの人は多くなかったのに、当ブログで釣り場の名前を書いた後に釣行したところ、ポイントに人が殺到。
さらに、
近所の業務スーパーから冷凍あさりが消えました。(゜Д゜)
ライバルが増えた結果、エサのアサリ購入に苦戦し、カワハギの魚影は著しく薄くなり、アタリも激ショボに・・・。
私がブログ内で記載したのはあくまで「釣り場名」であり、詳しいポイントを紹介したわけではなかったのですが・・・正直自分のブログにそこまでの影響力があるとは、思ってもみませんでした。
そのため、苦渋の決断ではありますが、今年度から(姫路の)釣り場の情報は極力伏せさせていただきます・・・悪しからず。
9月12日の釣行
この日は早朝から、生徒のH君&お父さんと、姫路のカワハギポイントへ。
2022年に比べるとカワハギの情報はあまり出回っておらず、たまに見かけても数・サイズ共にそれほどでもないという感じです。(アジュールは相変わらず好調の様ですが)
とりあえず姫路でも時期的にいけるだろうと判断し、調査として6時ごろから釣り始めたのですが、アタリがとにかく小さく大苦戦。
H君達とは9時半頃に解散したのですが、12時半ごろまで粘って、
なんとか16cmまでのカワハギを5枚ゲットする事ができました。
この日は昨年の最盛期ほどではないものの、カワハギ狙いの方はそれなりにおられました。
しかし、皆様苦戦しておられたようで、爆釣している方は皆無。
正直、「2023年シーズンはちょっと厳しいかな」と考えていました。
9月20日の釣行
この日は、本職の発表会(10月21日)に向けて、当日音響をやってくれる有川先生と「打合せ」と称して姫路のカワハギポイントへ調査に向かいました。
当日の潮汐(飾磨基準)・・・満潮・00:09/13:33、干潮・06:58/中潮、日出/5:47
情報がほぼ出ていないポイントだからか、釣り場にはカワハギ狙いの方はおられません。
これ幸いと6時半ごろに狙いのポイントへと入り、早速支度をしていきます。
- ロッド・・・エギングロッド8ft3in
- リール・・・アルテグラ1000番+PE1.2号
- 仕掛け・・・自作胴突き3本針仕掛け
- 針&ハリス・・・カワハギ針3号・4号
- 餌・・・自作塩〆アサリ
広範囲を探るため、この日はエギングロッドを使用。
エサは勿論、自作の塩〆アサリです。
有川先生と二手に分かれ、まずは足元周辺から探ってみると、実に小さなアタリが。
どうやらフグがちょこちょこエサを齧っているようです。
潮が全く動いていない事もあり、時折ヒットするのはガシラにチャリコ。
極力避けているつもりでも、フグがヒットしてしまうことも。
とはいえ、潮が流れ始めたらそれなりに釣れるだろうと気楽に構えていたら、7時半を過ぎた辺りから、結構な速さで潮が流れ始めました。
すると、エサ盗りのアタリは徐々に遠のき、本命のカワハギらしきアタリが出始めます!
ここぞというタイミングでアワセを入れると、バッチリフッキング!
強烈に竿を叩く感触&横走りをしながら上がってきたのは、本命のカワハギ!
9月12日に釣ったのと同じくらいのサイズですが、一先ずボーズを逃れたことに一安心。
さぁここから連発だ!と構えたのですが、どうも固まっている場所とそうでない場所があるようで、投点がずれるとアタリが出ません。
ピンポイントで仕掛けを通すと、潮の流れが速いこともあり、大きめのアタリが出ます!
複数匹で奪い合っているような状況で、活性は高め。
これならいけると確信をもってアワセると、直後にかなりの重量感が!
引きはカワハギだし、変だなぁと思いながら上げてみたら・・・!
なんと良型のダブル!
写真奥の個体は18cmありました。
これは時合突入か!?と沸き立ったのですが、潮が流れ始めると根掛かりが頻発し、中々思うように探ることができません。
そんな中、有川先生がそこそこのサイズのサンバソウをゲット!
この場所にもいるのか~と感心していたら、直後に私の竿にも強烈なアタリが!
しかし、アワセを入れた後の一暴れで、根掛かり状態に。
魚がヒットした後に上針が引っかかったような感じで、外れなくなってしまいました・・・。
サイズが大きいような気がしたので少し待ってみたら、魚が沖に向かって暴れ出し、幸いにもロックしていた針が外れました!
一気にゴリ巻きし、水面に浮上したのは・・・なんとイシガキダイ!
慎重に抜き上げます!
姫路でイシガキダイを釣るのはもちろん初めて。
コンディション抜群、実に美味しそうなので、スカリに投入しておきます。
投点をずらして連発!
徐々にカワハギたちの活性も上がってきたのか、やや遠投した場所でもアタリが多く出始めました。
最初はアサリの内臓ばかり齧られていたのが、エサが丸ごとなくなったりすることが増え始めたため、一番上の針に水管&ヒモ、二番目・三番目には半分にカットしたアサリをセットします。
すると、
この1匹を皮切りに、アタリが連発!
さすがに1投1匹とはいきませんが、5分~10分に1匹ペースで釣れていきます。
時折チャリコが掛かったり、
サンバソウやガシラが顔を見せることもあり、全く退屈しません。
根掛かりとの勝負ではありますが、引っ掛かりが無い場所ではアタリが少なく、根の際ではアタリが連発。
仕掛けのロストや針の軸が伸びるといった状況と闘いながらも、オモリを4号から5号に重くすることで、
順調に数を伸ばしていきます。
雨さえなければ・・・!?
この日のアタリパターンは、
- やや沖に仕掛けを投入、底に着いたらすぐに糸フケを取る
- そのまま竿を大きく持ち上げてから下ろし、一段高くなっている場所(沈み根)を探して仕掛けを落とす。
- その場で糸を張って静止。反応が無ければ再度2を行う。
こんな感じで、いかに沈み根のある場所に仕掛けを入れるかがカギのようでした。
さらに、上の針に水管とヒモをセットすることで、ヒラヒラしているのが集魚効果を高めるのか、アタリが増えた印象です。
ちなみに、この水管にも普通にヒットするので、エサの消費がいつもより少ないのもありがたいポイント。
10時半頃、徐々に風が強くなってきて釣り辛くなってきたものの、また投点をずらした場所で固まっているのを発見し、
リリースサイズも混じったものの、良型が連発!最高に楽しいひと時です。
正直こんなにバンバン釣れるとは思っていなかったので、これは誤算!
この調子なら20匹いくんじゃないか・・・そう考えていたら、北の空にとんでもない雨雲を発見。
徐々に近づいてきているなと思ったら、その雨雲の下は真っ白になっているではありませんか!
有川先生と、退散するかどうするか・・・という話をしていたら、案の定風が止まってポツポツと雨が降り始めました。
これはマズイと思い、11時15分ごろに釣りを切り上げ、急いでスカリから釣果を出して〆ていきます。
〆ている間にも雨脚は強くなってきたので、レインコートを着てひたすら〆ていると・・・徐々に空が明るくなってきました。
そして〆終わる頃には雨が止んでいたのですが、既に時刻は11:54と、納竿時間まであと6分!
急いでエサをセットして投入したら、ありがたいことにその1投で17cmのカワハギを追加!
写真を撮る間も惜しんでもう1投したのですが、まさかの根掛かりで高切れ・・・。
これにて納竿としました。
当日の纏め
最終釣果は、14cm~18.5cmのカワハギが18匹。
14cmを2匹リリースした以外はすべて16cmを超えていました。
雨や風に邪魔されることが無ければ、さらに(次の潮止まりくらいまで)もう少し釣り時間があれば20匹を達成することができていたかもしれませんが、釣りとはこういうもの。
20匹越えを狙うのは、次回まで取っておこうと思います。
さて、2023年はアタリ年では無いと思われていたカワハギですが、これは場所や釣り方によるのかもしれません。
確かに2022年ほどのイージーゲームではありませんが、今回の釣行のように、上手くハマれば普通に二桁越えの釣果もあり得るようです。
今後の私の釣行予定ですが、来週はお世話になっている美容師のTさんと淡路島へ行き、さらにその翌週には、ギタリストの大先輩とタチウオ狙いに行くことになっています!
今後しばらくは秋シーズンの釣行を満喫し、海の波止釣りメインで書いていきますので、よろしくお願いします。(^^)
カワハギには塩〆アサリが効く!↓
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