エレキギター購入時に押さえるべき4つのポイント

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こんにちは、Angler Ogiです。

今回は、エレキギターの選び方について書いていこうと思います。

エレキギター購入というとワクワクする一大イベントですが、値段、メーカー(ブランド)、見た目など、選ぶために様々な観点があるかと思います。

今回の記事を見に来てくださった皆さまの中には、

エレキギターを始めたい!最初は何を買えばいいの??

種類やメーカーが沢山あって、どれを選べばいいか判りません

こういった内容でお困りの方もおられるのではないでしょうか。

そこで、プロギター講師である私Ogiが、 皆さまのエレキギターチョイスのお役に立てるよう、一つ一つの疑問にお応えしていこうと思います!

【今回の記事はこんな内容になっています!
  • エレキギターの様々な種類や特徴を解説!
  • エレキギターを買うための予算を考察!
  • 自分にはどのタイプが合っているか知りたい!そんな方に。
  • 見た目がカッコイイギターを知りたい!一挙ご紹介!!

この記事を読み終わる頃に、「このエレキギターを買おう!」と、理想の1本が見つかるといいですね。

それでは早速見ていきましょう!!

今回の記事は、私の個人的主観のもと、初心者の方向けに書いております。

そもそもエレキギターとは??

私愛用のストラトタイプ(リアはスタックハム)。

エレキギター(以下、エレキ)とは、エレクトリック・ギターの略称。

木で出来たボディにピックアップ(音を拾う部分)というパーツを取り付けることによって、張ってあるスティールの弦の振動を電気信号に変換、ケーブルを通してアンプという機械にその信号を送り込み、音を増幅させることが出来る楽器です。

エレキのピックアップは、搭載される場所によって名前がついています。最もヘッド寄りの場所をフロント、真ん中をセンター、ブリッジ(お尻側)寄りをリアと呼びます。また、コイルが一重巻きのものをシングルコイル(パワー弱め)、二重巻き(またはシングル2段積み)の物をハムバッカー(パワー強め)と呼びます。

そのまま鳴らすと、(サウンドホールのある)アコギと違って音はかなり小さいですが、使用するアンプのサイズによって、音の大小を調整できる楽器です。

古くは1930年代に、「ビッグバンド」と呼ばれる大所帯の演奏でも対応できるような、音量調整が出来るギターとして登場したのが始まりと言われています。

今日に至るまで、実に多種多様なエレキが各メーカーから発売されていますので、様々なメーカーの物を試奏し、皆さまに合う楽器を選んでいただきたいところです。

〇エレキギター選びのポイント

エレキのメーカーは世界中にあり、各メーカーから様々なタイプのエレキが発売されています。

その為、一口にエレキと言っても、弾き心地から見た目・サウンドに至るまで、本当に色んな種類があるというかありすぎるのです。

Ogi
Ogi

私がエレキギターを買いに行ったとき(当時アコギ歴2カ月)は、エレキギターに様々なタイプがあることを知らず、RGタイプを(ボディ形状だけ見て)ストラトキャスターだと勘違いして大恥をかいた、という黒歴史があります。(笑)

そんな多種多様なエレキの中から、どのようにチョイスするのか??私の考えを纏めてみると、以下の4つのポイントが大事であることが判りました。

  • 見た目・・・ボディシェイプやカラーリング等、カッコいい!!と思った楽器を買った方が長続きします。
  • 演奏したいジャンル・・・ハードロックヤメタル系サウンドを鳴らしたければ、ピックアップはハムバッカータイプ一択、等。
  • 好みのサウンド・・・重厚な音が好きか、ライトな音が好きか。とても大事です。
  • 持った時にしっくりくるか・・・ボディシェイプだけでなく、ネックの薄さや幅もバラバラ。自分の手に馴染むものを選びましょう。

この辺りがポイントになってきます。

皆さまが好きなアーティストのHPやTwitter等をチェックしてみてください。多くのギタリストは、自分の楽器(相棒)を紹介しています

そこから好きなアーティストと同じタイプのギターを選ぶのが、最も失敗の無い形だと私は考えています。

〇予算について

エレキギターは、アコギほど「高級=音質が良い」という所にこだわらなくて大丈夫です。

アコギは木で出来たボディに音が響き、それがそのままそのギターの音となる為、木材の良しあしやギター本体の組み方等が音に大きな影響を与えます。

その点エレキの場合は、木の鳴りと弦の振動を一度電気信号に変換するというプロセスがある為、エレキに搭載されているピックアップや、アウトプットされるアンプのカラーが、音により大きな影響を与えます。

勿論、ボディに使用されている木材によって随分音のイメージは変わりますが(実に多種多様な木が使われています)、それでもギターのタイプ(ストラトやレスポール等)、ピックアップ、アンプ(+エフェクター)によってほぼ音は決まります。

世界の凄腕ギタリストと同じ音を出したい!誰々のギターサウンドが抜群!という場合は、その方のシグネイチャーモデル&同じ機材を使うと限りなく近い音が出ます。

ある程度のレベルまで到達したら、木の材質や組み方などにこだわったギターを探すのも楽しいので、こだわるのはその時までとっておきましょう。

これらを加味したうえで、私が考えるエレキの値段帯は、以下のようになります。

【低価格帯】

  • ~2万円・・・いわゆる初心者モデル。練習用には良いが、音量が大きくなるとハウリングなどが起こりやすいものが多い。
  • 2~4万円・・・昔人気だったメーカー(スクワイヤー、バーニー等)が、値段を下げて量産している価格帯。練習用としてかなりオススメのレベルだが、ライブには不向きかも。
  • 4~5万円・・・練習用にはかなり良く、かといってライブにはイマイチな、一番中途半端な価格帯のためあまりオススメ出来ない。

【一般的~高価格帯】

  • 5~8万円・・・この辺りから、作りがしっかりしてきてハズレ個体が減り始める。メーカー物も多くなり(6万円程度~)、ライブで使用できるものも多く、オススメ。
  • 8~10万円・・・微妙な価格帯。アタリ個体を引けば8万でも10万台とそん色ないが、クオリティとしてはやや中途半端。
  • 10万~20万・・・非常に良いギターが増える価格帯。殆どがライブで使えるレベルとなり、演奏のしやすさ等を考えても非常にオススメ。
  • 20万~・・・プロユースレベルの物となる。価格やデザインはお好みで。

もし練習の為だけならば、2万円程度の物で十分です。ただ、ライブやバンド演奏を将来やってみたいのであれば、5万円~のラインを買うのが理想です。

私の生徒様のうち、ライブ等にも出演する学生さんの多くは6~7万円台のギターを使用している方が多いですが、どれも作りがしっかりしていて、音もそれなりによく、特にイマイチな点も見当たりません。

微妙なのは4~5万のラインと、8~10万のライン。このラインなら、1ランク上げるか1ランク下げておいた方が、後々後悔せずに済む可能性が高いと言えます。

〇エレキギターのタイプ(種類)について

今回のメインコンテンツ、エレキの種類についてです。

多種多様なエレキギターが各社から発売されており、どれもそれぞれに魅力があります。

まずはどのようなタイプのギターがあるのか、ざっくり書いてみますと・・・。

  • ストラトキャスター
  • レスポール
  • テレキャスター
  • SG
  • RG、モッキンバード等、各メーカーオリジナルタイプ
  • フライングV やワーロック等の変形ギター
  • フルアコタイプやセミアコタイプ(純粋なエレキではない為今回は除外)

列挙すれば枚挙に暇がないので、とりあえずはこのくらいでしょうか。(苦笑)

これらのギターはそれぞれボディシェイプ・重さ・使用しているパーツ・搭載しているピックアップに至るまで、全てバラバラ。

それにより、各タイプ・各メーカーごとに特色ある音色を目指しているのです。

それでは、エレキの各タイプごとに、その特徴を見ていきましょう!

・ストラトキャスター

エレキギターの代表格ともいえるのが、このストラトキャスター。古くは1950年代にFender社が開発し、今日まで使用されている有名なモデルです。

サウンドハウスでストラトを探す

サウンドハウスでストラトを探す

特徴としては、ピックアップにシングルコイル(透き通るようなやや細めの音が特徴)を3つ使用。

ピックアップセレクターが5Wayで搭載されているものが多く、実に様々なサウンド(トーン)を出すことが出来ます。

近年は、上写真のようなリアにハムバッカーを搭載したものも多く発売されています。

5Wayとは、3つのピックアップを組み合わせ、5種の音を使い分けることが出来るピックアップセレクターの事を言います。それぞれの特徴(主にクリーントーン)を挙げてみると、

  • フロント・・・暖かみのある音が特徴。ソロやメロ弾きに使用する他、ボリュームを絞ればカッティングにも対応可能
  • フロントハーフ(フロント+センター)・・・チャキっとした音が特徴。アルペジオやカッティングによく使用される。
  • センター・・・パカン!とした乾いた音が特徴。メロ弾き、カッティングなど、プレイヤーによって使用用途が異なる。
  • リアハーフ(センター+リア) ・・・こちらもチャキっとしているが、フロントハーフよりも音がカタい。好みにより使い分けたい。 アルペジオやカッティングによく使用される。
  • リア・・・カタめのペケペケしたサウンドが特徴。音抜けが非常に良いので、歪み系のバッキングはほぼこのリアが用いられる。

このような感じです。基本的にプレイヤーによって使用するピックアップの場所や好みが違いますが、様々な音色を出すことが出来るため、愛用者が非常に多いエレキでもあります。

また、弦を留めている部分には金属のブロックが埋め込まれており、この部分にピッキング時の振動が共鳴するため、独特の金属質な音が鳴ります。

ブリッジ部にアームバーと言われるバーを挿し込む事で、ブリッジ部を動かすことが可能で、これによりピッキング後の音を揺らしたりすることも可能となっています(アーミングと呼ばれる技法です)。

アームバーによってトレモロユニットという部分が動きますが、専用の設定をしていないとチューニングが非常に狂いやすいので気を付けましょう。

・レスポール

1950年代に登場して以降、長きにわたり、ストラトキャスター・テレキャスターと人気を三分してきた、こちらも代表的なエレキギターです。

日本ではB’zの松本孝弘氏が長年愛用している事でも知られている楽器です。

サウンドハウスでレスポールを探す

サウンドハウスでレスポールを探す

ちなみに「レスポール」というのはギブソン・エピフォン社の登録商標の為、本来は他メーカーの物は「レスポールタイプ」などと呼びますが、便宜上全てレスポールと呼んでいる方が多いのが現状です。

太くて腰の強いパワフルなサウンドカラーから、 ロックと言えばレスポール!と呼ばれるほどの人気を誇ります。

ピックアップは2つのハムバッカーが搭載されているタイプが多く、重厚なサウンドを出すことに長けています。

また、レスポールと一口に言っても、レスポール・スタンダード、レスポール・カスタム、レスポール・スタジオ等、様々なタイプがあるのも大きな特徴の1つです。

ダブルカッタウェイタイプと呼ばれる、上方にもエグレが入ったモデルもあり(B’z松本氏がよく使用しています)、見た目がかなり異なるのも面白いところ。

丸みと厚みのあるボディ形状の為、ギター本体の重量が5~6㌔と他のエレキに比べるとかなり重いので、実際に手に取ってみて確かめてみてくださいね。

・テレキャスター

ストラトキャスターが生まれる少し前。

フェンダー社により別の名称(エスクワイヤー、ブロードキャスター)で登場し、後に名称を変更したのが、こちらのテレキャスター。代表的なエレキの一つに挙げられます。

サウンドハウスでテレキャスターを探す

サウンドハウスでテレキャスターを探す

ストラト・レスポールタイプと違い、製造工程の省略によって生まれた真っ平な形状をしており、ストラトと違い弦がボディに直付け状になるのも大きな特徴の1つで、(多少の差異はありますが)チューニングが非常に狂いにくいという特徴があります。

サウンド面ですが、コシのある透んだ音(ジャキっとした感じ)が特徴で、締まった感じの独特のアタック音が出るために、ファンク系のカッティングやブルース等でよく使用されています。

また、フロントとリアに搭載されたピックアップの巻き方がそれぞれ逆向きという構造をしており、ピックアップセッレクターをセンターにした場合にハムバッカーと同じ状態になるように作られていて(ハム・キャンセルと言います)、センターポジションがよく使用される楽器でもあります。

近年、カッティングを多用するバンド(ギターボーカル)が増えたことにより、再注目されている楽器でもあります。

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・SG

レスポールのフルモデルチェンジ機種として、1960年代に登場したのがこちらのSGタイプ。

サウンドハウスでSGを探す

サウンドハウスでSGを探す

ハードロック好きであれば、ブラックサバスというバンドのトニー・アイオミ氏をご存知ではないでしょうか。

SGと言えばアイオミ氏、と思っているのは私だけではない・・・はず(?)。フランク・ザッパ氏も愛用していたかと思うのですが、ロック色の強い機種です。

Tony Iommi – Heaven And Hell Solo 2009

上下からツノが生えたような独特のボディ形状(非常に薄い)をしており、レスポールに比べるとはるかに軽量化されています。が、ヘッドが下がってしまうタイプが殆どの為注意が必要です。

また、ブリッジがボディの中央付近に取り付けられるという設計の為、ハイポジションは非常に弾きやすいのですが、逆にローポジションが非常に弾きにくい(腕が伸びてしまう)のも、特徴の1つです。

サウンドとしてはレスポールよりもやや軽め(細め)な印象で、それでもハムバッカーが搭載されている為に腰(芯/中域)は強め、というサウンドです。

近年目にする機会はめっきり減ってしまった印象ですが、とても面白い音のする楽器ですから、見かけたら是非一度弾いてみてくださいね。

色んな意味で、弾き心地に驚かれるかと思います。

・RG

ストラトを進化させたモデルとして、1980年代後半にIbaneze社から登場したのが、このRGタイプ。

サウンドハウスでRGを探す

サウンドハウスでRGを探す

ストラトをベースに、ピックアップには(センター以外は)ハムバッカーを搭載。

さらにはフロイドローズ・トレモロシステムと呼ばれる、弦をロックする機構を備え(トレモロユニットは無いタイプもあります)、ボディ形状はストラトよりも尖ったシェイプになっているのが特徴です。

また、ハードロックやメタルで使用するために、よりハイポジションまでフレットがあるのも大きな特徴です。

ネックも非常に薄く作られていますので、ハード系バッキングやメロ弾き(特に速弾き系統)に向いているとされています。

その反面、ピックガードが無かったり、弦高低めで弾きやすくなるよう設計された物が多いので、カッティング系はかなり難しくなるため、オールラウンダーとは言い難いギターでもあります。

個人的な主観ではありますが、尖った感じで見た目が非常にカッコいいため、ロック好きには是非お勧めしたいギターです。

・各メーカーオリジナルタイプ

エレキギターを販売する各社が、自社ブランド(もしくは自社オリジナルシェイプ/タイプ)として売り出しているギターです。

有名どころでは、パシフィカ(YAMAHA)、ファイヤーバード(Gibson)、 モッキンバード(B.C.RichやFernandez)) 、 Horizon(ESP等) 、ジャズマスター/ ジャガー(Fender) などなど。

上写真はESP社のHorizon。ハードロック系でよく使用されるギターですが、非常にカッコいい見た目となっており、魅力的です。

私の好きなギタリストである飯塚昌明氏(GRANRODEO)も、このHrizonタイプをよく使用しています。

[Official Video] GRANRODEO – ROSE HIP-BULLET –

モッキンバードはX JAPANのhide氏が使用して以来たちまち人気となったモデルですが、メーカーオリジナルタイプはこのように著名なアーティストが使用して人気となる事が多い、というのが特徴の一つです。

ボディシェイプが独特なものも多く、搭載しているピックアップも一風変わったものが多い為、「人と違うクセのあるギターが欲しい!」という方にオススメです。

・変形ギター

こちらも各メーカーによって様々なタイプの物が発売されています。有名どころだと、フラングVタイプでしょうか。

B.C.Rich社やJackson Guitarsは多くの変形ギターを世に送り出していますので、変形ギターにご興味のある方は、両社のギターを見て、試奏してみてくださいね。

尖った見た目の通り、様々な意味で尖ったサウンドが体感できるかと思います。

〇まとめ

いかがでしたでしょうか。

私個人の見解で、エレキギターを選ぶ際に注目したいポイントと、エレキギターのタイプについて書いてみました。

エレキギターは音もさることながら、弾きやすさと見た目のカッコ良さがとにかく大事な楽器なので(魅せる楽器とも言われます)、皆さまの好みに合ったタイプを選んでみてくださいね。

次の記事では、エレキギターの有名メーカーに注目して書いていますので、是非ご覧くださいね!

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