こんにちは、Angler Ogiです。
前回の釣行でいつもの支流がダメだったので、4月1日は最初から引原川の支流へ。
初めて訪れるポイントで、なんとか7匹のアマゴをゲット!
爆風だった本流では悲惨な目にあいましたが、さっと書いていきます。
季節の影響で採れる川虫に影響が。
この日はエサを採るポイントに7時半頃到着。
道中の気温計が5度を示していたものの、車から降りると・・・結構な強風で、思っていた以上に寒さを感じます。
しっかりと防寒着を着こんで川へ入り、エサを探してみますが・・・やはり多くのキンパクが羽化してしまったようで、中々大きめのものが網に入りません。
ですが、やはり個人的にキンパクへの信頼度は絶大なものがあるので、何度もジャリに足を突っ込んでは必死にキンパクを探します。
1回の網入れで2~3匹のキンパクを確保しつつ、終齢幼虫となったヒラタは沢山網に入ったので(スナムシも)、頭数だけは70匹程度確保しました。
ここから一気に移動し、一路引原川方面へ。
以前から目を付けていた、里川っぽい感じの支流へと入ってみます。
初めて攻める引原の支流。
8時過ぎに現地についてみると、川幅は思っていた以上に狭いものの、水量はそこそこ豊富。
木があちこちからせり出して釣り辛そうですが、竿を短くすれば対応できそうです。
今回の仕掛け↓
- ロッド・・・宇崎日清・3Way渓蘭3.4-4.5m
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)1.5m
- ライン・・・0.2号通し、2.7m~3.2m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ジンタン4号~B(時折2個付け)
- 針・・・忍ヤマメ4・5号
- エサ・・・川虫
早速川へと降りてみると、
このように複数の流れがぶつかる流れ込みが多数ありますが、あちこちに木が沈んでいてすぐに引っかかりそうです・・・。
ですが、多くの岩が隠れ場所を作っている事もあり、アマゴは確実にいるはず。
そう思い、早速キンパクを付けて仕掛けを投入してみると・・・流れが緩くなるカケアガリでいきなり目印がストップ!
15㎝程ではありますが、コンディションの良いアマゴが一発で食ってきました!これにはテンションが上がります。
しかし、やはり沈んでいる木が多いこともあって、そう簡単にはいきません。
きちんと流れを読んで仕掛けを投入しないと、一発で木に引っかかってしまいます。
水深が浅いためその場所まで行けば綺麗に外すことが出来ますが、その分そのポイントはもうダメになるので、思っていた以上にシビア・・・。
さらには、川を吹き抜ける風もかなりの強さ。
予報では4mとなっていましたが、体感的には5~6mクラスの結構な強風です。
水深が浅い分ジンタンは3号か4号を使いたいですが、強風が吹くと全く操作できませんし、かといって2号以上にするとすぐに根掛かり。
そんな状況でも、
流れ込みのラインをしっかりと読み、きちんとエグレやカケアガリに仕掛けを通すことが出来れば、
一発でアマゴが食ってくるあたり、どうやら魚影は結構濃いようで、期待できそうです!
ポイント状況によって釣り方を変える。
しかし、とにかく風に邪魔をされて、明らかに「釣れる」雰囲気のポイントをいくつもダメにしてしまうという状態。
さらには、「沈んだ木さえなければ・・・」と思えるようなポイントも幾つかありました。
なんとかうまく通すことが出来れば、
やはりすぐにアマゴは食ってきます。
こちらは赤みが強めの、在来アマゴと思われる非常に綺麗な1匹でした。
もはや普段のアマゴ釣りとは全く違う「風の影響を考えつつ、いかにうまく障害物を避けて深みへと仕掛けを流し込むか」という謎の釣り状態ですが(苦笑)、これはこれで面白みがありますね。
風の影響を考えてやや上流側から下流側へ流してみたり、オモリを重くしてオバセで仕掛けを運んだり。
時折頭上が開けた場所に来れば、普段はやらないオーバーヘッドキャストで仕掛けをピンポイントでブチ込んでそのまま流してみる、なんて事も試しました。
時折対岸の草にバチっと絡みましたが・・・。(苦笑)←もちろん全て回収しました。
そうこうしていると、流れ込みが強く水深があるエリアに到着。
これは良型がいそうだなと思いつつ、残り少なくなってきたキンパクをセットして、白泡が立っている場所へと投入。
そのままス~~っと大岩の影へと仕掛けが到達した瞬間、目印がグイイッ!と上流方向へ!
急いでアワセを入れると、結構良い感じの感触が!
そのまま倒木を避けつつブッコ抜いたのは、
随分でっぷりした17㎝ほどのアマゴでした!
今年5回目の釣行にして、ようやくアマゴと呼んでいいようなサイズです。
さらに、次のポイントは障害物が少なく、
14㎝程のアマゴがカケアガリでヒット。
太陽が昇るとともに、活性も上がってきているようです。
この次のポイントは、エグレている部分が非常に狭かったので(水深60cmくらい、幅30cmくらい)、どうかな~と思いつつ仕掛けを流していくと・・・流れ終わりの辺りで、目印がゆっくりと上流側へ。
すかさずアワセると、
ゴゴンッ!
という感触と、今までとは明らかに違う重量感!
これは体勢を立て直さないとヤバイ、そう思った瞬間、
プツッ!!
という嫌な感触・・・まさかのハリス切れでした。
この時期にそんな良型が来るとは思っていなかったため、今回も仕掛けは0.2号の通し。
さらに、障害物の多いエリアをこの仕掛け1本で潜り抜けてきた後だったので、こればかりは仕方ありません・・・。
頭を振るような感触があったため、ひょっとしたらイワナかな~等と考えつつ、
組み直した仕掛けで14cm程のアマゴを追加。
このアマゴを釣った後のエリアは少し雰囲気が変わってしまい、さらには頭上の木がひどく釣り辛くなってきたので、脱渓。
結果、2時間弱で7匹のアマゴをゲット出来たのですが、ポイントのポテンシャルとしては相当な可能性を感じたので、また別日に訪れてみたいところです。
一応この場所より上流も釣れないかなと思って車を走らせてみましたが、やはりどんどん川幅が細くなっていったので、別の場所へと移動することにしました。
本流は台風レベルの爆風だった
せっかく引原川エリアまで来たので、本流の状況はどんな感じか探る為、昨年訪れた辺りへ。
すると、水量が良い感じに増えていて濁りもあり、明らかに釣れそうな雰囲気!!
これは降りてみるしかありません!
しかし、車から降りると・・・ビックリするレベルの爆風。
もう先ほどの支流の風など比べ物にならないくらい、木々が横凪になるような風なのです。
さすがにこれではキツイかな・・・と思いつつ、5.3mの延べ竿+0.3号通しの仕掛けを用意して河原へ降りてみますが・・・
立ってられません。(゜Д゜;)
それでも負けずに竿を振ろうとしたのですが、もう何もしていない段階から竿が曲がっています。(苦笑)
2Bのオモリを2つ付けて無理やり仕掛けを投入(ブチ込む)するも、風のせいで全く仕掛けは沈みません。
しかも風は殆ど止まることなく、ずっと吹き続けているのです・・・。
水面はご覧の通り波立っており、こうなっては偏光グラスもクソもありません!(苦笑)
しばらく格闘しましたが、当然こんな状況ではまともに釣れるはずも無く、15分ほどで見切りをつけて泣く泣く移動する羽目になりました・・・。
この時点で大分萎えていたのですが、最後にいつもの支流へ。
場所をずらして2か所入ってみましたが、こちらは2時間ほど釣ってまさかのアタリゼロ。
風の影響は支流だと多少マシだったにも関わらず、本来アタリが出るであろう場所で悉く空振りをくらったため、13時頃に納竿としました。
この日の釣行の纏め
結局最終釣果は、最初の引原支流で釣った17㎝までのアマゴ7匹に終わりました。
最初に訪れた支流は中々良い雰囲気だったので、きちんとした対策をした上で再度広範囲を攻めてみた所です。
また、仮に風が無ければ本流でもアマゴが釣れたかもしれない・・・と思える程度には、引原川本流は良い雰囲気でした。
一方、揖保川支流(三方川方面)はなんだか魚影が少し薄くなっているような気もします。(あくまで感覚的なものですが)
今のところ、今年の5回の釣行で1度もボーズが無いのだけはありがたいところですが、中々キープできるサイズに巡り合えていないのも悲しいところ。
次の釣行でも、引原川の支流を攻めてみるか、天候さえよければ本流に出てみようと思います!
本業が発表会前で、さらに3回目ワクチン接種が近づいているという事もあり、次の釣行は4月半ば以降になってしまいそうです。
それまでに川の状況が良くなっていると良いのですが・・・!
前回釣行は寂しい釣果でした↓
今回も活躍した私の愛竿はこちら↓
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