こんにちは、Angler Ogiです。
10月11日、最盛期に入ったであろうカワハギを狙って、地元・姫路のいつものポイントへと釣行。
昼までの釣行で、21cmの良型を含む2桁の釣果を得ることができたので、さっと書いていきます。
当日の潮汐(飾磨基準)・・・満潮・09:20/22:05、干潮・03:48/15:11、中潮、日出/6:04
10月は強風が多い?
事前の予報を確認すると、北風が4~5m程度。
このところ強風が多いですが、この程度ならなんとか釣りになります。
いつも通り午前7時前に現地に到着してみると、それなりの数のアングラーが。
私が入りたい所は空いていますが、両サイドに人がおられます。
間に入らせてもらえるか、お二方に声をかけてみると、「どうぞどうぞ」と快いお返事が!
ありがたく入らせてもらい、手早く支度を整えます。
- ロッド・・・エギングロッド8ft3in
- リール・・・アルテグラ1000番+PE1.2号
- 仕掛け・・・自作胴突き3本針仕掛け/オモリ5号
- 針&ハリス・・・カワハギ針4・5号
- 餌・・・自作塩〆アサリ
前回の釣行ではハリス留めビーズ を使用した胴突き仕掛けを使用してみましたが、エイが掛かってしまった時に幹糸が無事だった程度の恩恵しかなかったので(苦笑)、今回はいつも通り直結仕掛けです。
ここ最近の釣行である程度根掛かりする場所や距離感を掴んでいるものの、潮の流れ次第ではどうしようもないので、ストック仕掛けは10本、ストック針は25本程度用意しています。
自家製の塩〆アサリをセットし、まずは前回アタリが集中した場所に投入してみますが、反応がありません。
潮の流れは良い感じに当て潮になっており、釣れそうな気配は感じられるので、物は試しとあちこち探ってみると・・・足元から数mの所で大きなアタリが!
アワセを入れると、強烈に竿を叩く感触!
直後にフワっと軽くなって横走り!
そう、この引きこそ、
本命のカワハギです!
サイズは18cm程度、この時期・この場所のアベレージサイズ。
1匹釣れればパターン的に同じ釣り方で行けるか・・・と考えたのですが、潮の流れが非常に緩やかなため、アタリが一気に小さくなってしまいました。
これなら幅広くいろんな場所を探った方がいいと考え、あちこち仕掛けを投入しますが、アタリが出る場所が非常に限られている印象です。
よく根掛かりする場所の周辺は必ずと言っていいほどアタリが出るので、怖がらずに攻めていると、前回よくアタった場所で、
2枚目のカワハギを追加!先ほどと同サイズです。
しかし、この1匹を釣った辺りから予報通りに風が強くなってきて、少々アタリが取り辛い状況になってきました。
この日は近投でアタリが集中!
遠投すると糸フケが出て根掛かりしやすくなるため、1匹目を釣った周辺を重点的に攻めてみると、やはり圧倒的にアタリが多く出ます。
丁度潮も止まりかけの状況だったので、底を感じながら適度に仕掛けを動かして誘い、タイミングを見計らってアワセを入れると、バッチリフッキング!
やはり同じサイズのカワハギ!
随分サイズが揃っている印象です。
この1匹を皮切りに時合へと突入し、
頻繁にアタリが出始めました。
こちらの1匹は着底前にアタリが出て、そのままアワセてヒット。
活性も高いようで、
入れ食いとまではいきませんが、10分に1匹程度は釣れてくれ、この時点で前回の釣果を超えました(7匹)。
サイズがどんどんダウンしているのは少々気になりましたが(苦笑)、これだけ頻繁に当たると実に楽しいものです。
ところが、↑の1匹を釣った辺りから一気に潮が流れ始め、足元では投入直後に根掛かりが連発。
幾度となく引っかかるせいでハリス切れや針が伸びてしまい、交換している時間の方が長くなってきてしまいました・・・。
潮の流れが変わった直後は大チャンス!
あまりに仕掛けがブチブチ切れるので、一度ゴハンを食べて休憩してリフレッシュ。
再開後は足元を狙わず、積極的に仕掛けをキャストします。
幸い風は強くなったり弱くなったりを繰り返しているので、風が止んだタイミングなら普通に底が取れる状態に。
そして9時20分を過ぎた辺りで急激に潮が緩んだかと思うと、今度は当て潮だった潮の流れが、緩やかに逆向きに流れ始めました。
ここがチャンスと思い、アタリが出る場所をあちこち探っていると、先ほどまで連発していた場所から3m程度沖向きで、小気味良いアタリが!
ここぞとばかりにアワセを入れると、ガッチリフッキング!!
・・・したのですが、不運にも別の針(恐らく一番上の針)が根掛かってしまったのです。
糸を張ると、カワハギが暴れている感触が明確に手元まで伝わってきます。
これなら少し待てば外れるかもしれないので、ちょっと待ってみよう・・・と思った矢先、竿先が大きくググイッ!と引き込まれました!
根掛かりしているものの、半ば反射的にアワセを入れると、なんと奇跡的に根掛かりが外れました!
そして強烈な引き味と重量感!!
どうなってるんだと思いつつ仕掛けを上げてみると・・・!
なんと良型カワハギのダブル、なんたる幸運!!
諦めないでよかった・・・!
そして潮が変わったためか、またあちこちでフレッシュなアタリが出始めたので、根掛かりと闘いつつ本命のアタリを見極めて、
19cmの良型がヒット!!
どういうわけかこの場所のカワハギは、
この時期にしては肝の入りも良い感じです!
さらに、少し沖の方でもごく小さなアタリが連発。
確実にカワハギの感触なので、誘いを激しくして、大きなアタリが出るように誘導。
良いタイミングで竿先を引き込んだのでアワセを入れると、今日イチの強烈な引き味!!
上がってきたのは、
21cmのナイスサイズ!!
「このサイズが連発してくれたら最高だ・・・!」なんて喜びながら仕掛けを再度投入しますが、潮が緩い時間は終了したのか、急激に流れ始めました。
その流れたるや強烈で、仕掛けをキャスト→着底した瞬間に素早く糸フケを取る→すでに根掛かり済み、という地獄絵図・・・。
3投で3つの仕掛けをロストするという失態を犯してしまいました。
ようやくポイントに仕掛けが入っても、どういうわけかアタリが出てくれません。
これは竿の納め時か・・・と考えたのですが、ちょっと新しい釣り方を試してみることにしました。
延べ竿でカワハギを釣る
私は渓流釣りが大好きなので、リール竿よりも延べ竿の扱いの方が慣れています。
前々から延べ竿でカワハギを掛けたら面白いだろうなぁと考えていたので、風が落ち着いたタイミングで、物は試しと延べ竿(4.3m)を出してみることにしました。
とりあえずやっつけで仕掛けを作り、アタリがよく出ていた場所周辺をミャク釣り風に探ってみると、細かなアタリが竿を持つ指先に伝わります!!
勿論エギングロッドに比べるとアタリは取り辛いですが、これはこれで趣があるもの。
なんとか1匹釣ろうと工夫していると、フグやチャリコといった魚が遊んでくれます。
なんとなく感触も判ってきたので、次こそは・・・と探っていると、カカカンッ!と明らかなカワハギのアタリ!!
これはというタイミングで竿を大きくあおると、ガッチリフッキング!
さすが延べ竿、強烈な感触がダイレクトに手元まで伝わってくるではありませんか!!
さらに、浮上してきた後に再度突っ込んだ際には、思わず竿がのされるような感触!!
存分にやり取りを楽しみ、最後は引っこ抜きます。
サイズは19.5cm。
カワハギはリール竿でも強烈な引きを楽しめますが、延べ竿だとそれはもパワフルな引きでした。
正直延べ竿でカワハギを釣るのにハマッてしまいそうですが、今回使用した仕掛けでは延べ竿の良さを活かし切れていないので、釣り方を研究した方がよさそうです。
この後もしばらく粘ってみたのですが、流れ始めた潮は結構強烈で、マトモに底を取ることができません。
アタリも一気に遠のいてしまい、仕掛けもブチブチロスト。
最後の仕掛けが無くなった12時20分に納竿としました。
片づけをしていると、近くで釣りをしていたお兄さんに話しかけられて意気投合。
その方も揖保川で渓流釣りをしておられるそうで、大変有益な情報を頂きました。
(ありがとうございます!)
こういったのも「旅は道連れ」的な楽しみですね。
あの時のお兄さん、またどこかでお会いしましょう!(^^)
この日の纏め
最終的な釣果は、21cmまでのカワハギが12枚。
釣り場では11枚だと思っていたら、写真に12枚写っていました。(笑)
手早く活〆にして持ち帰り、この日の夕飯は家族のリクエストもあってカワハギのフルコースになりました。
ポン酢+キモ+紅葉おろし+ネギで頂く薄造りに、
カワハギの握り。
刺身を引く際に出た薄皮は軽く湯引いて、
ポン酢て頂くと最高です。
さらに、刺身だけではなく、昆布締めも用意。
こちらはスダチで食べたり、握りにしたりすると絶品でした。
そして定番の煮付けの他、今回はアラを白みそ仕立ての味噌汁にしたり、酒蒸しも作ってみたのですが、この二品が絶品!!
特に酒蒸しは家族から大絶賛で、3匹が一瞬で骨だけになりました。
そのため、残念ながら写真がありません・・・!(苦笑)
個人的にはアラの味噌汁がビックリするぐらい美味しかったので、そちらもまたきちんとレシピを掲載しますね!
さて、いよいよ最盛期に入った姫路界隈のカワハギですが、来週末は本業の(年に一度の)発表会のため、次回釣りに行くのは10月の5週目を予定しています。
その頃にはおそらくアベレージサイズが20cmを超えているはず!
また良型ゲットの報告ができるよう、頑張りたいと思います!
姫路のカワハギ釣り、随時更新中!↓
エサは勿論こちら↓
コメント