こんにちは、Angler Ogiです。
10月5日、諸事情により(前回の記事で予告していた)大先輩とのタチウオ釣りが延期になったため、お気に入りのカワハギポイントへ。
天気予報で判ってはいたものの、結構な強風&うねりに加え、にわか雨が降るというアクシデントもありましたが、なんとかカワハギの姿を見れたので、さっと書いていきます。
当日の潮汐(飾磨基準)・・・満潮・00:44/16:51、干潮・07:46、中潮、日出/6:01
爆風の予報
本来なら(風がまだマシだった)前日に釣行したかったのですが、家族の予定もあったため、釣行日は必然的に10月5日に決定。
事前の予報だと朝イチから3~4mの風で、9時を過ぎるころには6m~7mというかなりの爆風。
この風は本来なら釣りになりません。
ですが「向かい風じゃないので多分なんとかなる」という希望的観測の元、現地に到着したのは6時40分頃。
入釣予定だった場所のすぐ傍にはルアーマンのお兄さんがいたので、声をかけたところ「どうぞどうぞ」と快くお隣に入れてくれました。(ありがとうございます!)
既に結構な風が吹いていますが、手早く支度を整えます。
- ロッド・・・エギングロッド8ft3in
- リール・・・アルテグラ1000番+PE1.2号
- 仕掛け・・・自作胴突き3本針仕掛け/オモリ5号
- 針&ハリス・・・カワハギ針4・5号
- 餌・・・自作塩〆アサリ
いつもと全く同じタックルですが、今回は胴突き仕掛けを2種類用意。
エダスを直結した扱いなれたタイプと、ハリス留めビーズ を使用したタイプです。
このハリス留めビーズ を使用した胴突き仕掛けは、主に船釣りでよく使用されますが、この場所は根掛かりで針交換が多い事から、物は試しと導入してみました。
とはいえ、12個入り(仕掛け4本分)で700円程度とやや高価なビーズを無くすのはイタイので(苦笑)、根掛かりの具合を見てから判断しようと、まずはいつもの仕掛けをチョイス。
前回アタリが集中したラインを重点的に攻めてみますが、なんとアタリがありません!
釣りを開始した時間は7時前のため、潮止まりではあるものの、何らかの反応があってもいいはずなのに・・・と思いながら近場まで寄せてくると、ようやくアタリが。
しかし、潮がほぼ止まっていることもあり、アタリは非常に小さなものばかり。
しかも、本命よりもフグがエサを齧る反応の方が多い有様・・・。
ただでさえ風でアタリが取り辛いのに、中々に厳しい条件です。
そして近場を攻める=根掛かりラッシュで、針が無くなったり伸びてしまったりと、思うようにいきません。
それでも、ようやくカワハギが固まっている場所を発見!
重点的に攻めてみると、ようやくフッキングに成功!
18cm弱の良いカワハギです!
攻め方が判ったらこっちのもん!と、再度同じ場所に投入すると、一発でフッキング!
ほぼ同サイズのカワハギをゲットしました。
が、3~4枚目から急に厳しくなるのがカワハギ釣り。
案の定、アタリは極端に小さくなってしまい、中々フッキングしません。
風と闘いつつ連発!!
対処法として、試しに投点をずらしてみると・・・カワハギが食う前に、チャリコが連発してしまいます。
それでも、着底する前に食い上げるいい感じのアタリが出て、
一回り大きい18cm越えのカワハギをゲット!
全く同じ釣り方で同じ場所を狙ってみると、今度はガツガツと強烈なアタリ!
アワセを入れると強烈な引き味、上がってきたのは・・・
20cmほどのサンバソウでした。
2023年はなんだかサンバソウが多いように感じます。
潮もゆっくり動き出し始めた中、強風と闘いながら同じ場所を攻めると、
文字通り連発!!
先ほどとほぼ同じサイズのカワハギです。
さらに、少し沖目にずれたアタリでも良いアタリが出て、
やや小ぶり、17cmほどのカワハギがヒット。
さらにこの直後には、先ほどと同サイズのサンバソウがヒット。
これは完全にパターンを掴んだか!?と色めき立ったのですが、次の1投で、偶然にも投入点近くにいたのであろう、エイを掛けてしまうというアクシデント。
すさまじい勢いでラインが引きずり出されていきますが、こんなのは望んでいません。(苦笑)
幸い50m程度走られた後に、針が(伸びて)外れてくれました。
そしてこのエイのせいなのか、この後嘘のようにピタッとアタリがストップ。
急激に潮が動き出したかと思うと、5号では底を取るのが難しいくらいに流れ始めました。
ある程度潮上にキャストして底を取っていきますが、あっという間に流されて根掛かりが連発・・・。
遠めだと厳しいと判断し、近場を探ってみますが、元々足元付近は非常に底が荒いため、やっぱり根掛かりが連発。
途中、明らかにデカイサンバソウ(おそらく25cmアップ)がヒットしましたが、強烈な引き味+潮の流れ+爆風でうまくやり取りできず、足元にきてラインブレイク・・・。
踏んだり蹴ったりです。
何をやっても釣れない→1枚釣れて強制納竿。
カワハギの刺身&煮つけ&天ぷらが大人気の我が家では、このサイズなら最低6枚のカワハギが必要なため、何とかしてあと1枚・・・と奮闘しますが、そんなに甘くはありません。
時折アタリが出ても、釣れてくるのはチャリコばかり。
時折ガシラやフグ、デカイキュウセンも混じります。
カワハギらしきアタリも出るには出ますが、風が止んだタイミングではチャリコが掛かり、爆風の最中にカワハギが来るという悪循環。
流れと風でとにかくアタリが取り辛く、根掛かりするかエサを盗られてばかりです。
少しキャスト=即根掛かり、足元=外道ばかり、ピンポイント=アタリは出るものの逃すと根掛かりor外道。
そんなこんなでどんどん時間は過ぎていき、焦っていたら・・・11時前頃から急に雨が降り始めました。
雨はどんどん強くなってくる上に空はどんより曇り空。
これは納竿もやむなしかと判断して、一度スカリにいるカワハギを〆ることにしました。
17cm~18.5cmと型が揃っていたので、まぁ家族の1食分くらいにはなるか・・・と切り替え、雨が降る中手早く活〆に。
が、竿も片付けようかと思ったタイミングで、雨が急にやみました!
釣りあるあるですね・・・。(苦笑)
時刻はまだ11時20分、納竿予定時刻まではあと1時間程度。
ストック仕掛けは残り2本、エサの残りも2時間分あるかないか。
少々悩みましたが、前回は昼過ぎに連発したことを思い出し、釣りを再開することにしました。
釣り場を休めた効果か、はたまた潮が緩んでいたからか、休止前よりもアタリがハッキリ出ています。
これなら釣れるかもと期待していると、小さなアタリを賭けることに成功!
上がってきたのは、
可愛らしいウマヅラハギでした。
こちらはリリースします。
そして、8時前後にアタリが集中した場所でまたアタリが出始めたので、根掛かりしないよう慎重にアワセを入れて、無事フッキング!
11:50頃に18.5cmのカワハギをゲット出来ましたが、こちらはスマホカメラの不具合で撮影できておらず(帰宅後に発覚)・・・。
その後も少し粘りましたが、ストック仕掛けが底をついた12:20、納竿としました。
この日の纏め
最終釣果は、17cm~18.5cmのカワハギが6枚、サンバソウが3枚、チャリコ多数、ウマヅラハギ1枚、ガシラ3匹(カワハギ以外はすべてリリース)。
正直なところ、あれだけ爆風でなければもう少し釣れたかもしれませんが、そもそもこの日は中潮とは思えないほど潮の流れがきつく、まぁこんなもんかなと思います。
ただ、潮の流れと風向きが逆になる時間帯もあり、こうなると根掛かりが連発して仕掛けのロストが激しかったため、なんとも言えません・・・。
ハリス留めビーズ を使ってみた感想ですが、確かにハリス交換はしやすかったものの、やはりネックとなるのはコスパ。
上針が根掛かりすると、仕掛けごとロストしてしまうので、今回の釣行だけで700円分のビーズがパーになっています。
そう考えると、やっぱりシンプルな直結仕掛けでいいような気がしますね・・・。(苦笑)
ちなみにアタリの出方は、直結仕掛けと比べても特に変わり無しでした。
さて、カワハギシーズンは10月に入った今が最盛期。
今後は20cmを超す良型も登場するはずなので、しばらくはカワハギ狙いで頑張っていこうと思います!
前回は15枚の釣果↓
この日のエサも、もちろん塩〆アサリ!↓
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