解禁直後に増水するとどうなる!?2025年2度目の揖保川釣行

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こんにちは、Angler Ogiです、

3月5日、解禁から二度目の釣行を楽しむべく、前回と同じ支流&通いなれた支流へと釣行。

昼過ぎまでの限られた時間で、キープサイズこそいなかったものの無事二桁釣果を得ることが出来ましたので、さっと書いていきます。

水温計、導入!

実は3月1日の解禁日に間に合うよう、2月23日に水温計を注文していました。

「良型アマゴのサイズはミリ単位まで事実を書いていくブログ」と宣言している訳ですが、それなのに「水温は体感温度」だとやや信憑性に欠けるなぁと感じた私。(笑)

何より昨年夏にYさんと釣行した際、1か所目はズバっと水温を言い当てた私でしたが(Yさんは水温計持参)、2か所目では3度の誤差を出してしまったのです。(泣)

低水温期はほぼ当たっているはずなのですが、夏場以降は少々自身が無かったという事もあり、「より正確な河川の現状」を皆様にお届けするために購入する事にしました。

が、店側のミスがあったのか、3月1日になっても届かず。
店側に問い合わせて確認したところ、なんとか翌日の晩に手元に届きました。

パズデザイン社の水温計、メイドインジャパンの逸品です。
様々なカラーがありましたが、自身の荷物に紛れ込んだ時に一目で判るという理由でピンクを選びました。

今回からはこの水温計を持って釣行します。

大雨で水温はどうなった?

3月2日~3月4日にかけて断続的に雨が降り続け、迎えた当日も残念ながら雨模様。

この期間は氷点下にならず、かつ雪でないだけマシだろうと言い聞かせ、まずは高井釣具店さんでイクラを1パック購入。

そのまま解禁日に爆釣となった支流へと車を走らせます。

到着してみると・・・+20cmくらいになっており、尚且つ結構な濁り+激流!

これだと前回一か所目にチョイスした場所は遡行し辛いため、良型が釣れたエリアを重点的に攻めてみることにしました。

解禁日より1時間以上寝たのに、入渓時刻がほぼ同じくらいになったのはご愛敬・・・。(苦笑)

この日のタックル↓

  • ロッド・・・宇崎日清・3Way渓蘭3.4-4.5m
  • 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)90cm
  • ライン・・・0.2号通し、2.5m
  • 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
  • オモリ・・・ジンタン3号~3B号(1号・Bメイン、2個付けも)
  • 針・・・忍ヤマメ4号
  • エサ・・・イクラ

川へと降りて手を突っ込んでみると、前回釣行時と同じくらいの温度に感じられたので、6度くらいかな?と予想して水温計を突っ込んでみると・・・

予想的中、6度を示しました!これなら釣りになりそうです。

アマゴの適水温は?

ちなみに、アマゴの適水温/水温との関係はこちら。
小学生の頃から研究し続けた、あくまで「Ogi調べ&体感」です。↓

★アマゴと水温の関係★
  • 2度以下→絶望的。流れの緩やかな深い川底で越冬状態となりほぼ動かない
  • 3度~4度→非常に厳しい。目の前に餌を通せば何とか口を使うかも。
  • 5度→食いは渋いものの何とか釣りになる
  • 6度~7度→多少期待できる水温。餌を追い始める。
  • 8度~10度→春先の好水温と呼べる温度帯。流れやヒラキに出る個体も。
  • 10度~14度→適水温。活発に餌を追い、強い流れ・白泡の中に入り始める個体も。
  • 14度~17度→最適水温浅瀬や流心等、あらゆる場所を攻めるべき。
  • 18度~20度→やや高いが釣りになる。流心など、溶存酸素量が多い場所を攻めたい。
  • 21度~23度→かなり厳しい。ほぼ口を使わないので工夫が必要。
  • 24度以上→活性が落ち、餌を食わなくなる。26度を超えると飼育下では☆になる個体も。

私は小学生の頃トライやるウィークで水族館に行ったのですが、その際に淡水担当の飼育員さんが詳しく教えてくれた情報が大元になっています。

当時水族館では12度~14度程度で管理をしており、時期に応じて10度~17度程度で幅を持たせているという話が印象に残っています。

その他、渓流釣り雑誌や釣り番組等から得た情報を元にこの表を作りました。
先述しましたが、あくまでOgi調べなのであしからず・・・!

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釣れるけどサイズが小さい。

という事で、雨の後であっても「解禁日から水温が安定している」と考えて釣りを開始。

まずは増水によって生まれた流れのヨレやエグレを中心に探っていきますが、アタリは出てくれません。

やはり「元々深くて流れが緩い場所」の方が有望なのかもしれないと思い、前回釣行でアタリが出た場所を丹念に攻めていくと・・・流れの尻で目印がストップ!

無事にボーズを逃れることが出来ましたが、10cm程度なので素早くリリース。

この後も似たような場所でポンポンと追加しますが、どれも似たようなサイズ。
やはり深くて流れのある場所よりも、穏やかな場所を好んで定位しているようです。

そんな中、白泡が立っている場所の横に良い感じの緩流帯を発見!
早速仕掛けを通していくと・・・目印を引き込みました!

アワセを入れると、キュッ!と小気味良い感触!
手早く抜き上げたのは、

美しい14cm程のアマゴでした!

さらに次の場所でも、

15cm程のアマゴが登場!
やはり最低でもこのくらいのサイズが無いと、「アマゴを釣った感」がありません。(笑)

この調子なら、解禁日に良型が連発したエリアは期待できるはず・・・と、意気揚々と乗り込んだのですが、なんとこの区画ではアタリゼロ!!

それもそのはず、解禁日に釣れた時は流れ&水量が実に良い感じだったのですが、この日は増水して緩流帯がほぼ消失。

5月なら釣れるよね~くらいの水流になっており、仕掛けがあっという間に流されてしまうのです。

一応オモリを重たくして流してみたりもしましたが、増水の影響か底に流木やゴミが増えており、根掛かりが連発。

仕方なく一度脱渓することにしました。

再入渓するもイマイチ・・・。

今度は、解禁日に一番良いサイズが釣れた場所を狙ってみようと移動してみたものの、ここもゴウゴウと流れていて探る場所が消失。

仕方なく、アタリが連続出てくれた落ち込みまで移動してみますが、こちらも流れが強め。

手が冷たいからリリースサイズでも許される持ち方。

このサイズを1匹追加するのがやっとでした。

それならばと、2年前に入れ食いを堪能した下流部へと移動して探ってみましたが、ここも流れが強すぎて釣りになりません。

結局この支流では8匹(キープ無し)で終了とし、移動することにしました。

新規開拓はどうか?

次に訪れたのは、以前から気になっていた里川風の川。

川幅が狭いながらも流域がそこそこあるので、ここなら釣れるかもしれないと思ってやってきました。

早速水の中に手を突っ込んでみると・・・先ほどの支流と同じくらいの温度に感じます!
これはひょっとしてと思い、水温計を突っ込むと・・・やはり6度!

ならば釣りになるはずと信じて探っていきますが、流れが強いのはこの川も同じ。
濁りが入っていなかったので期待できるかと思ったのですが、アタリはありません。

雰囲気は非常に良いので、少し移動してまた入渓。
緩流帯を探っていきますが・・・結局アタリが出る事はありませんでした。

時刻は既に昼前。
この日は13時半には釣り場を出ないといけないので、最後に通いなれた支流へと移動します。

通いなれた支流、解禁していた!

これだけ増水しているので、水深があって釣りやすい淵が良いだろうと考えた私。
過去に数釣りの実績がある淵をピンポイントで目指します。

幸い釣り人の姿も無かったので、安心して渓峰 尖 を手に入渓!

この日のタックル②↓

  • ロッド・・・シマノ・渓峰 尖 硬調57
  • 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)1.5
  • ライン・・・0.2号通し、3.6m
  • 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
  • オモリ・・・ジンタン1号~4B号(2Bメイン、2個付けも)
  • 針・・・忍ヤマメ4号
  • エサ・・・イクラ

渓峰 尖 は5m・5.4m・5.7mの3Wayなので、仕掛け全長を5.1mとし、竿を5.4mの状態にして釣ってみることにしました。

まずは水温チェックという事で、冷たいであろうことを予想して手を突っ込んでみると・・・予想に反して、それほど冷たくありません!

この感じ、先ほどまでの川と同じなのでは?と感じたので、水温計を突っ込んでみると・・・やはり6度!これは予想していませんでした。

さらに、流れがぶつかる場所のもう片方も調べてみると、こちらはなんと7度!
という事は、ここ数日の気温&雨で水温も上がっているという事になります。

これなら普通に釣りになるだろうと予想し、オモリは増水対策で3Bをチョイス。
早速流心脇のヨレから探っていきます。

仕掛けがカケアガリ付近に到達すると、ゆっくりと目印が静止しましたが・・・これは素針、どうやら食いは浅い様子です。

ならばとイクラを1個に減らし、オモリを4Bに変更。
流す速度をさらにゆっくりにしてみると・・・先ほどよりも手前で目印が入りました!

アワセを入れると、小気味良い引き!
場を荒らさないように素早く抜き上げし、渓峰 尖 の「抜き心地」が抜群であることを実感!

16cm程と小ぶりでしたが、無事に鱗付完了です!(^^)

この感じならまだ釣れるだろうと、今度はオモリサイズを3B+Bに変更。
先ほどよりも流心に近い場所へと仕掛けを投入します。

そして流心脇の流れから、奥のカケアガリへと仕掛けを誘導していくと、またしても目印がストップ!
同サイズをゲットすることに成功しました。

さらにオモリサイズを2B+4Bにし、反転流の辺りに仕掛けを沈めて、底をゆ~~~~っくり流していくと・・・目印にモゾモゾという反応が出て、また同サイズを追加!

雨が結構ひどかったので、安全を考えて写真を撮らずに素早くリリースしましたが、

悪天候のためまともな写真が無かった。

この時はこんな状態でした。(苦笑)
安全な位置に立って釣りをしていますが、やっぱり激流は少々怖いですね・・・。

今度は逆にオモリサイズを2Bへと落とし、流れの緩やかなエリアを探ってみたところ2度のアタリが出ましたが、これは残念ながら素針&掛けバラシ。

これにてこの場所を終了とし、このすぐ下流にあるヨレを狙ってみると、

実に可愛らしい天然アマゴがヒットしました。

さらにこの下流でも2度アタリが出て、15cmのアマゴを1匹追加。
が、次にヒットした17cmクラスは抜き上げる最中に落としてしまいました・・・。

残念ながら時間が来たので、この日はこれにて終了です。

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纏め

最終釣果は、16cmまでのアマゴが13匹
1本目の支流で8匹、3本目の支流で5匹で、キープは残念ながらゼロでした。

数こそ二桁に到達しましたが、やはりサイズには少々不満が残ります。

解禁直後だからと言えばそれまでですが、なんとなく今年は3月から良型が釣れるような気がしているんですよね・・・!

さらに言えばこの水温の感じだと、本流での釣れ始めも早いのではないかと予想しています。

ちなみに今回購入した水温計ですが、6度と7度しか示さなかった為に

「5度以下はきちんと計測できない説、あるか?(゜∀゜;)」

と疑いを持った私は、帰宅後に氷水に水温計をダイブ!
すると(当たり前ですが)2度や3度を示したため、今回計測した水温は正確だったと言えそうです!

次回釣行は来週の週半ばを予定していますので、より良いサイズが釣れるよう、頑張っていきたいと思います!(^^)

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