こんにちは、Angler Ogiです。
6月11日、釣り友のYさんと共に引原川本流へと釣行。
朝から昼前まで雨、しかも結構な雨量で少々大変ではありましたが、楽しい釣行となった様子をさっと書いていきます。
近畿地方、ようやく梅雨入り
6月9日にようやく近畿地方は梅雨入り。
なんか今年は遅いような気がするなと思ったら、平年よりは数日遅いものの、2024年に比べるとかなり早い梅雨入りとなっていたようです。
梅雨入り当日の9日夕方から雨が降り始め、10日は1日中雨模様。
時折強く降る時間帯もあったりしましたが・・・引原川は元々が渇水状態。
10日17時の時点で杉田橋のライブカメラでの水量は0.47と、雨量のわりに水量はそれほどでもないという状況でした。
迎えた当日。
出発前に宍粟市の天気&ライブカメラを確認すると、やはりまだ雨はガッツリ降り続いている様子。
ただ、水量は杉田橋のライブカメラで0.52と、それほどではありません!
これなら普通に釣りになるという事で、車を走らせますが・・・道中はかなりの雨量になり、「ホンマにこれ大丈夫か?」と思うレベル。
とはいえ宍粟市に入ってしばらくすると多少マシになったので、予定通りエサ採り場にてYさんと合流・・・しようとしたら、なんと予定より20分も早いのにまさかの同着!
道が超空いていたこともあって丁度良かったという事で、まずは餌となる川虫採集を行います。
ここで登場するのが、先日ソール張替えを行ったばかりのPW-4207R !

しっかり接着できており、川の中では快適そのもの!!
というか、岩の上で足が全く滑らないという事にむしろ違和感を覚えてしまうレベル。(苦笑)
特にかかとの部分が二重になっている事もあり、グリップ力もバッチリ!
非常に快適です。
ただ、雨が強い中での餌採りという事でカッパを着て行ったのですが、蒸し暑くて中々に大変です。
ゴアテックス タフキャップ が大変役に立ってくれました。
支流の餌採り場は水位がプラス10cm程度とそれほどでもなかったものの、中々良いサイズのヒラタは入ってくれず、苦戦を強いられます。
というか、そろそろヒラタは羽化時期が終わり小型が増えてくるんですよね・・・!
1時間程度かけてなんとか50匹程度のヒラタを確保した後、濁り対策にもなるクロカワムシも30匹程度確保。
さらに、偶然取れたピンチョロ10匹程とオニチョロ数匹も餌箱に入れておき、ポイントへと向かう事にしました。
お気に入りポイントに入れたものの・・・!?
事前相談で何か所か候補となるポイントを考えていたのですが、雨天という事もあってか、この日は全てのポイントが空いていました!
これ幸いと第一希望ポイントに車を停め、手早く支度を整えて入渓します。
この日のタックル↓
- ロッド・・・ シマノ・ 弧渓ZM M61/渓峰 尖 硬調57
- 天上糸・・・1.2号3本ヨリ(オレンジ)2m
- ライン・・・ナイロン0.3号or0.4号通し、3.3m/3.6m/4.1m
- 目印・・・糸タイプ目印3点(グリーンとピンク)
- オモリ・・・ガン玉2Bメイン/2号~4B(2個付け多用)
- 針・・・忍ヤマメ5号
- エサ・・・川虫(ヒラタメイン)、ブドウムシ(残り)
先週の釣行後、フィッシングカンパイ揖保川店さんに弧渓 ZM のパーツ(二週前に折れた♯4)が届いたため、今回からまた弧渓 ZM
と渓峰 尖
の2本体制。
区画/ポイントによって水中糸の長さを調整したり、大物が良そうな場所では増水対策として0.4号を使用するというスタイルです。
まずは渓峰 尖 を持って川へと降りてみると、水位は平水+10~15cm程度といった様子。
やはり元が渇水だったため、これなら普通に遡行出来るという事で、まずは目の前の淵をYさんに流してもらいます。
今回私はガイドがメインなので、流し方や普段どこで釣っているかなどをあれこれお話ししつつ様子を見ますが、反応が無いようです。
私の竿の方が長いので、Yさんが届かない場所の説明をしつつ私が流してみると・・・予想していた流れ同士がぶつかるヨレに入った瞬間、目印が震えるアタリが!
が、まさかの素針!そしてその後は残念ながらアタリ無し・・・!
ガイドとしてヘタ過ぎるスタートで、少々凹みます。(苦笑)
なら下流側はどうかと、二手に分かれて大きな流れ込みを攻めてみたところ、流れ同士がぶつかって出来た反転流で、目印がストップ!
アワセを入れると良い感じの感触!
場が荒れないよう、一気に抜き上げてタモでキャッチ!

1匹目から幸先よく20cmのアマゴです!
これにはホッと一安心。
しかし後が続かないので、遡行しながらこの先のポイントが昨年とどう変わったかを説明しつつ、気になったポイントをどんどん打っていきますが・・・反応は激薄。
前日はかなりの雨量だったので、リセットされているはずなのですが・・・アタリかな?という薄い反応が1~2回あっただけで、魚影の薄さを痛感させられます。
ただそんな中でも、本命と目していた場所に到着すると・・・水量があって非常に良い雰囲気です。
また二か所に分かれて立ち位置を決め、私は目前の岩と岩の絞り込み辺りに狙いを定めてヒラタを流していくと・・・目印がピタッとストップ!
頭上の木を避けながら斜めにアワセを入れると、ゴンッ!という感触!
流れの強さも相まって良い引き味を見せてくれ、最後はタモで丁寧にキャッチ!

非常に美しい22cmのアマゴでした。
今年はこのサイズを釣るのも一苦労です・・・!
そして次にやってきた実績のある段々瀬では、手元までヌゴン!!とくる強烈な感触があったのですが、残念ながらアワセミス・・・!
そこから先は全く反応が無いまま、気が付くと退渓ポイント近くまで来てしまいました。
なんだかおかしいなぁと思いつつ、ポイントの説明をしながら流していくと・・・流れの中央付近で目印に反応が!

16cm程ですが、なんとか出てくれたといった様相です。
正直期待外れ感が大きいまま、この区画を出ることにしました。
魚影が薄い・・・!
次にやってきたのは、今シーズン私が気に入って入渓しているエリア。
Yさんもこの場所に来るのは久しぶりとの事なので、どこでよく釣れているかを説明しながら釣り上がっていきます。
水位が高めで流れが強い中、竿抜けになりそうな岩と岩盤とのヨレを流していくと、目印が僅かに震えるアタリ!

タモに収まったのは、18cm程のアマゴ。
昨年の今頃は、もっと良いサイズが出ていたはずなんですが・・・!
さらに上の区画では、瀬肩のヨレと流心の間を流していくと・・・

15cmくらいのアマゴが飛び出してきました。
流れには出ているようなので、活性が悪いわけではなさそうです。
ところがこの先にある期待度が高いポイントでは、悉く反応無し。
途中、あまり期待していなかった流し終わりのウケの部分で明確な良型のアタリが出たものの、無念のアワセミス!
さらに、クロカワムシをセットして岩盤と大岩の間を攻めていたところ、こちらも明確なアタリをアワセミスしてしまいました・・・。
前日に演奏の仕事でちょっとしたトラブルがあり、睡眠時間が僅か1時間半程度だったツケがここで出てしまったようです・・・。
それでもなんとか釣りたい・良型を釣ってもらいたいと思いながら釣り上がっていきますが、目に見えてアタリが無いのです。
もしかしたら、朝一に別のアングラーが入っていたのかもしれませんが、それはどの場所に行っても同じ。
どんどん遡行していき、あと期待の場所は数か所という所で、瀬肩のヨレで明確に目印がストップ!
アワセを入れるとゴン!という良い感触!・・・ですが、反転したアマゴはそれほど大きくありません。
しかしやはり流心に突っ込んでいくと、その引きは結構なもの。
充分に引きを楽しんでから、最後はタモでフィニッシュ!

こちらのアマゴのサイズは22cm。
体高があり、中々に楽しむことが出来ました。
次の区画では、私はひたすら桑の実を採取。(笑)
Yさんに釣ってもらいましたが、何処を流しても無反応のよう。
一応私も流してみましたが、同様に無反応だったため、15時頃に納竿としました。
桑の実のジャムは美味!
最終釣果は、22cmまでのアマゴが6匹。
いくらガイドメインだったとはいえ、本来増水している時はもっと食いが立つはずなのに、なんだか魚影が薄くてイマイチでした。
ただ、Yさんとの釣行という事で、ひたすら渓流釣りの話ばかりが出来るというのは大変楽しいものですね!(笑)
Yさん、またご一緒しましょう!(^^)
そして、補修したソールが非常に快適だったのも、今回特筆すべき点かなと感じています。
帰宅後すぐに桑の実/マルベリーを洗って、

完熟の身の味を堪能!
さらに、

330gの桑の実に対して80gの砂糖を入れ、潰しながら15分程煮詰めます。
そして火を止める直前にレモン1/4程度を絞って、消毒した瓶へ。
1日冷蔵庫で寝かせると、

見事なジャムになりました!
甘さスッキリで適度な酸味もあり、粒々した種の食感も楽しいジャムです。
処理が面倒だーと果軸をそのままにした結果、多少口の中で残ってしまいますが(苦笑)、この程度なら全然許容レベルです。
さて、本題としては、魚影の薄さと良型が釣れないことが大変問題ですが、それでもまだまだシーズンは続くので、来週も釣行予定です!
良い状況で釣行できることを期待します・・・!
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